1. トップ
  2. 猫が好き
  3. 連載
  4. ねこのきもち相談室
  5. 成長した子猫に見られた数々の「変化」にV系バンドマンもびっくり! 

猫が好き

UP DATE

成長した子猫に見られた数々の「変化」にV系バンドマンもびっくり! 

【第8回】V系バンドマンとやんちゃネコの育"子猫"奮闘記 

前回(第7回)記事はこちら>>

『れんコテ』
子猫の虎徹くんを保護してから、約1カ月半が過ぎたころ。ヴィジュアル系ロックバンドのドラマー・煉(れん)さんは、虎徹くんにだんだん自我が芽生えていることに気づきました。

虎徹くん
子猫が成長するとどのような変化が見られるのか、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!

【解説1】子猫の成長に伴う行動の変化

『れんコテ』
目が開き耳が聞こえるようになると、骨や筋肉の成長に伴い、子猫は自由に動けるようになります。

それにつれて、さまざまな刺激に対する反応や、猫自身の気持ちも表現豊かになっていき、喜怒哀楽だけでなくイタズラや自己主張も次第に盛んになります。

じゃれつきも激しくなるかも!

『れんコテ』
また、成長して運動能力が高くなるにつれて、じゃれつきの激しさが徐々に増す傾向も。悪意はなくても、勢いで強く噛みつく猫も少なくありません。

子猫の成長が嬉しい半面、飼い主さんとしては少し困る部分もあるかもしれませんね。

噛んできたときに子猫を怒るのは逆効果

『れんコテ』
一般的に、猫が噛んだときに人が大きな声を出したり、極端に激しく叱ってしまうと、それで余計に興奮して強く噛みつくようになったり、逆に怯えて攻撃的になる場合があるので注意が必要に。

興奮して怒っている猫に対しては、それ以上の刺激を与えないでください。その場を離れてそっとしておき、猫の気持ちが落ち着いてから改めてコミュニケーションをとるなどの工夫をするとよいでしょう。

【解説2】本能的に始めて、個性が感じられる猫の行動

『れんコテ』
成長に伴い、猫の本能的な行動の数々を目にする機会が増えてきます。たとえば……

  • 前足で顔を拭いたり、被毛を舐めて整えるグルーミング行動(身づくろい)
  • 排泄後の砂かけ行動


これらは、人が保護して育てた子猫でも自然とし始める本能的な行動のひとつ。成長のサインともいえますが、成長のどのタイミングでそれらを始めるかは、個々の猫の個性により異なります。

なかには、成長してからもあまりグルーミングをしない猫や、トイレの砂かけをしない猫も。

そのため、猫の本能的な行動であると同時に、それぞれの猫の個性を感じられる行動でもあるといえるでしょう。

【豆知識】猫が幼い時期は目周りや顔周りの汚れのケアを

なお、子猫自身が熱心にグルーミングをしていても、やはり被毛の汚れやもつれが生じることがあります。

猫が幼い間は目周りや口周りの汚れを確認し、必要に応じて被毛を拭ったりコームでとかしたりなどのケアをしてあげてくださいね。

次回の虎徹くんは……ついにイタズラ開始!?

虎徹くん
このように、子猫が成長するといろんな変化が見えてきます。それが近くで見られるのも、子猫のお世話の醍醐味といえるかもしれませんね。

『れんコテ』
さて、次回はイタズラをし始めた虎徹くんの様子をお届けします。

煉さんがツアー中で不在のときに、もうひとりの先輩宅(次回初登場!)でお世話になる虎徹くんですが、やんちゃっぷりを全力で発揮しちゃったみたい(笑)

お楽しみに♪

子猫を拾ったV(ヴィジュアル)系バンドマンとやんちゃネコの育"子猫"奮闘記

これまでの記事を読む

著者プロフィール

柴田亜美
長崎県出身。漫画家として活動しながら「美容家」「プロレスマニア」としての一面も持つ。保護犬の預かりボランティア活動も行う。主な著書に『自由人HERO』『南国少年パプワくん』『ドキばぐ』など。
柴田亜美公式サイト「かげろうの墓」⇒ http://papuwa.com/
煉&虎徹
秋田県出身。ヴィジュアル系ロックバンドのドラマーで、元「THE BLACK SWAN」煉、
現在は「DADAROMA」諒平の名で活躍中。2015年8月に庭で生後間もない子猫を保護し、
虎徹と命名して育猫生活をスタート。TV番組に虎徹と煉パパとして出演し話題に。
「THE BLACK SWAN」「れんコテ」「煉と虎徹」に関するものは煉名義にて情報発信中。
煉公式ツイッター⇒ https://twitter.com/TBS_LenOfficial
監修/ねこのきもち獣医師相談室
文/Honoka

©柴田亜美・煉&虎徹/ホーム社
CATEGORY   猫が好き

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫が好き」の新着記事

新着記事をもっと見る