猫が好き
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動物界のスポーツ大会に猫が出場したら!?
もし動物界でスポーツ大会があったら……猫はどんな種目で何位になれる!?
猫は獲物を捕まえるために素早く動いたり、高いところから着地できたり、さらには柔軟な体をもっています。ほかの動物と比較すると猫の身体能力は一体どれほどなのか、スポーツの種目別に紹介します!
猫は獲物を捕まえるために素早く動いたり、高いところから着地できたり、さらには柔軟な体をもっています。ほかの動物と比較すると猫の身体能力は一体どれほどなのか、スポーツの種目別に紹介します!
もし100m走をしたら?
もし猫が、犬と人と100m走をしたら……1位は犬、そして2位が猫、3位が人になるでしょう!
猫の最高速度は時速48kmといわれています。犬の最高速度は時速80kmなので、犬と比較すると、猫よりも犬の方が速いですね。ちなみに人の最高速度は時速36km(2009年8月の記録より)ですので、全力で走っても猫に追いつくことは難しそうです。
猫の最高速度は時速48kmといわれています。犬の最高速度は時速80kmなので、犬と比較すると、猫よりも犬の方が速いですね。ちなみに人の最高速度は時速36km(2009年8月の記録より)ですので、全力で走っても猫に追いつくことは難しそうです。
猫の足の速さのヒミツは、後ろ足が進化していること!
地面を蹴る力が分散されないよう、地面に接する足の面積が狭いほど速く走れる傾向があります。猫の場合は、走る際に特に負荷がかかる後ろ足の指の数が、前足より少ない4本に進化しているのです。また、速さのピークは2~5才の頃で、その後は体力が衰えて遅くなっていきます。ちなみに、持久力は5分程度なのだとか。
もし高跳びをしたら?
もし猫が、ウサギと人と高跳びをしたら……1位は体長の7.8倍跳び上がれるウサギ!2位が体長の4.5倍の高さまでジャンプできる猫、3位が1.4倍の人(1993年5月の記録より)になるでしょう!
飛び跳ねるイメージのあるウサギはさすがですね。しかし、実際の高さになると猫も負けてはいません。猫は1.8mの高さまで跳び上がることができるのです。
飛び跳ねるイメージのあるウサギはさすがですね。しかし、実際の高さになると猫も負けてはいません。猫は1.8mの高さまで跳び上がることができるのです。
猫の跳躍力のヒミツは、足の“バネ”が強化されていること!
猫の後ろ足は、人の骨格でいうとつま先立ちの状態にあります。足の屈折させられる部分が人より1つ多いので、足の“バネ”が強化されているというわけです。これによって、猫はより高く跳ぶことが可能になっているのです。
猫が得意な種目は?
猫が得意な種目、それはズバリ体操でしょう!
柔軟性とバランス力があるので、猫は体操で活躍すること間違いなしです。野生時代に細い木の上や半砂漠地帯で暮らしていた猫は、足場が不安定な環境で鍛えられた体幹をもっています。また猫は、ほかの動物に比べて関節がゆるいので、体を自在に曲げて複雑なポーズを取ることができます。
卓球やボクシングも得意かも!?
猫は動体視力が優れているので、卓球のように球を追いかけるスポーツや、相手のパンチをかわすボクシングに強いかもしれません!“猫パンチ“というように、猫は瞬時にパンチを繰り出すことができます。というのも、猫の前足の骨は、筋肉で鎖骨とつながっているだけなので、前後左右に動かすことができるのです。犬の場合だと前足を上下にしか動かせないので、犬と対戦した場合は圧勝できるかも!?
一方、猫が苦手な種目は……
水に濡れることを嫌う猫が多いので、水泳は苦手かもしれませんね。また、先のとがったものが好きな傾向があるため、フェンシングも集中できずに不得意になるかも。
もしも猫が競技をしたら、その跳躍力や動体視力、柔軟な体できっと良い結果を残すでしょう。そんな想像をしてみるのも、楽しいかもしれませんね。
参考/「ねこのきもち」2016年8月号『“アニマル陸上”、開幕! いろんな動物と比べてわかった 猫のスゴイ身体能力』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/mano
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/mano
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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