とってもユニークで愛らしいこちらの猫のキャラクター。特徴的な目元や口元、そしてその表情に惹きつけられてしまいますよね。
これは、
『Godiva the Kitten(子ねこのゴディバ)』というキャラクター。エキゾチックショートヘアをモデルにしたゴディバは、永遠の5カ月児(♂)なのだとか♪
今回は、可愛いゴディバを生み出した作者の
@ayamioikawaさんに、ゴディバ誕生のきっかけやこだわりなどについてお話を伺ってみました!
ゴディバ誕生のきっかけ
もともとは、アメリカの大学でキャラクターデザインを学んでいた@ayamioikawaさん。その当時はさまざまな動物を描いていたそうですが、ひょんなことから野良猫を飼うことになったそう。それからはすっかり猫に魅了され、猫中心のイラストを描くように変わっていったのだそうです。
「結婚を機に日本に帰国し、生活や環境が180度変わりました。今後の自分の進む道を模索しているときに、趣味で"猫"のイラストをインスタに投稿し始めました。
そしていろんな種類の猫を描く練習をするために、インスタで猫の写真を検索していたときに、エキゾチックショートヘアに出会いました。そこで初めてエキゾを実際に描いてみて、『私が描きたい猫はこれだ!』と確信したんです」
「今までいろんな猫を描いていましたが、どれもしっくりきていませんでした。対してエキゾは目の斜視感や鼻の低さ、そして力の抜けたような口元、すべてがほかの猫とは違うユニークさを持ち合わせていて、どんなイラストを描いても目を惹くキャラクターになれるので、キャラクターデザインをするにはとても魅力的な存在でした」と、@ayamioikawaさん。
それからエキゾチックショートヘアばかりを描くようになり、ついにオリジナルキャラクターのゴディバが誕生したのだそうです。
シンプルだからこそ難しい「ゴディバの表情」
ゴディバを描くとき、一番時間を要しているのは「ゴディバの表情」だと話す@ayamioikawaさん。
ゴディバの顔はとてもシンプルなパーツでできていますが、作者である@ayamioikawaさんでさえも、顔のパーツのバランスを取るのが難しいと毎回描くたびに感じているそう。何度も何度も顔を描き直して、イラストを完成させているようです。
シンプルゆえに難しいゴディバの表情。とことんこだわっているからこそ、ゴディバを見ていると惹きつけられてしまうのかもしれませんね。
可愛いゴディバはLINEスタンプやグッズにも♪
ゴディバはイラストだけに留まらず、グッズにもなっています。たとえば、こちらのLINEスタンプ。可愛すぎて、たくさんスタンプを送りたくなってしまいそう♪
卓上カレンダーなど、いろんなゴディバのグッズがあるようです! 「グッズに使用するイラストとなると、よりゴディバの顔には時間をかけて描いていますね」と、@ayamioikawaさんはグッズ制作にも力を入れているようです。
今後、ゴディバの絵本が誕生するかも!?
見ている人を魅了するゴディバを描き続ける@ayamioikawaさん。最後に、今後の活動について尋ねてみると、こう話してくれました。
「2020年には必ず、みなさんからのご要望が多かった『ゴディバの絵本』を作りたいと考えています。4月に開催されるデザインフェスタでの販売を目標に、頑張って作りたいと思います。
そして、普段はオーダーがあれば飼い猫ちゃんの似顔絵も描いているのですが、昨年は忙しく、似顔絵のオーダーをお引き受けすることがあまりできなかったので…待っていてくださる方々のためにも、今年はたくさんの似顔絵を描きたいと思っています」
また今現在、下記のイベントの出展が決まっているそうです。
◆「ニャンフェス10リターンズ」(2020年4月5日/@東京都立産業貿易センター台東館)
◆「デザインフェスタvol.51」(2020年4月11日&12日両日出店/@東京ビッグサイト西ホール全館(予定))
今後の情報などは、
@ayamioikawaさんのInstagramでもチェックしてみてくださいね!
参照/Instagram(
@ayamioikawa)
取材・文/雨宮カイ