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キラキラ☆な「猫のサプリ」に2歳の娘が『愛情』を吹き込む!早く元気にな~れ【連載】交通事故にあった猫を拾いました#16

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
後遺症として残ったのは自分でご飯を食べられないくらい…

そんな猫をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

たまちゃんのお薬を見つめる、のんちゃん。

退院した日から半年ほど続いたたまちゃんの投薬治療。
錠剤が5錠と、サプリメントが1カプセル。
たまちゃんは自力でご飯を食べることができないので、強制給仕と一緒にで与えていました。

当時2歳だった娘がカプセルに入ったお薬を手に取り、何やら興味津々なご様子。
それもそのはず、そのサプリメントは見た目は、
まるで、いくら…(表現力)
キラキラ、艶々、輝きを放っていました。

今をときめく女子(時々ジャイアン化)であるのんちゃんがこれを放っておくはずもありません。

のんちゃんにお薬の大切さを語るおかーさん

"たまちゃんはね、車にはねられてしまって、今は思い通り身体を動かすことができないの。
これは、大事なお薬なんだよ。これを飲んで早く元気な身体に戻って欲しいね!"


のんちゃん、真剣におかーさんの話を聞きます。

「なんで車はぶつかったの?」

「痛かったの?」

「飲んだら痛いの治る?」

のんちゃんは様々な質問をストレートにぶつけてくれました。

まだ2歳なので、どこまで理解しているのかは分かりませんでしたが、必死に答える、おかーさん。
そんなおかーさんの気持ちが伝わったのか…

お薬を大事そうに持つ、のんちゃん

「のんちゃんが、だいじ、だいじ、するね」

そう微笑みながら小さな手のひらにカプセルをぎゅっと握りしめてくれました。

小さな娘の成長に感激しつつ。

「のんちゃんの優しい気持ちが入っていくね」

と、優しく微笑む、おかーさん。

すると…

カプセルが溶けてドロドロに…!!!

2歳児の体温ナメてました…

そりゃそーなるわな…

さっきまで、あんなに優しいおかーさんだったのに…
優しいおかーさんならきっと、溶けちゃったねぇって
優しく微笑むはずなのに。

咄嗟に出た言葉。

「もったいな!!!!」

でした。(娘よ、ごめん)

結構なお値段するのよ。(まだ言うか)

サプリメントのおかげ艶々よ

サプリメントには愛情も入ってんねんで。

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」
ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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