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猫カビ(皮膚糸状菌症)ってどんな病気? 注意したい猫には特徴も

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気候の影響もあるのか、最近「猫カビ」で検索している人が多いようです。猫カビの正式な名称は「皮膚糸状菌症」というのですが、一体どのようなものなのでしょうか?

この記事では、「猫カビ(皮膚糸状菌症)」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

猫カビ(皮膚糸状菌症)ってどんな病気?

見つめる猫
getty

——猫カビとはどのような病気でしょうか?

ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫カビ(皮膚糸状菌症)は、カビ(真菌)の胞子が被毛や皮膚に付着、増殖し、内部に侵入して発症します。一般的に、この猫カビを持っている猫と接触することで感染します」

——猫カビになると、どのような症状が見られますか?

獣医師:
「主な症状は脱毛で、顔周りの毛が束になって抜けます。猫によっては、かゆがる場合もあります」

——猫カビになりやすい猫はいますか?

獣医師:
子猫や猫エイズキャリアの猫など免疫力が低い猫や、糖尿病や腎臓病などの基礎疾患があり抵抗力が落ちている猫がかかりやすい傾向にあります」

猫カビ(皮膚糸状菌症)で注意したいことは?

見つめる猫
getty

——猫カビになりやすい傾向の猫もいるということですが、飼い主さんはどのようなことに注意したらよいでしょうか?

獣医師:
「猫カビは、カビの胞子が毛に付着した猫のすべてが発症するわけではなく、一般的に健康状態のよい成猫が発症することはほとんどありません。

猫カビが原因で命を落とすことはないと考えられますが、猫カビを発症した猫の体調には注意が必要です。何か気になる異変が見られたら、動物病院を受診しましょう」

——愛猫が猫カビにならないよう気をつけてあげたいですが、たとえば環境的な要因なども注意すべきですか?

獣医師:
「猫カビは高温多湿の環境で増殖する傾向があります。また、猫カビに感染した猫を触った飼い主さんが猫カビを家に持ち込むことで、愛猫が感染してしまうこともあるので注意しましょう。

猫カビは人にうつることもあり、人の体に紅斑ができて強いかゆみを起こすことがあるので、飼い主さんも気をつけたいです」

もしも愛猫が猫カビ(皮膚糸状菌症)になったら…

見つめる猫
getty

——もし愛猫が猫カビになったら、飼い主さんが家でできる対策などありますか?

獣医師:
「愛猫に脱毛やかゆみの症状が見られたら、まずは動物病院を受診し、治療をしてもらいましょう。

飼い主さんができることは、環境をキレイに整えることです。もし愛猫が猫カビを発症した場合、使っていた猫ベッドや猫グッズなどにカビの胞子が残っていて、増殖するリスクがあります。

再発を防ぐためにも、住環境の消毒を徹底することも大切でしょう」   

       

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami

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