猫と暮らす
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体をなめる時間が増えたらストレスかも!? 猫のストレスサインを専門家が解説
そこで今回は、猫がストレスを感じているときに見られがちな3つのサインを取り上げ、猫の問題行動を研究している愛玩動物看護師の小野寺温先生に詳しく解説していただきました。
体を執拗になめる・脱毛する
継続的にストレスを感じると、そのぶん体をなめる時間が増え、結果的に脱毛してしまうことも。とくにしっぽやおなかなどの部位を執拗になめる(=なめこわし)のが特徴です。もしもなめこわしが続く場合は、ストレスレベルが高いといえるので、すぐに動物病院を受診しましょう。
アレルギーなどが要因の場合も
そのほか、ノミやダニなどの寄生虫に寄生されることで、かゆみから体をなめ続けることが。
攻撃的になる
たとえば、慣れているお手入れの最中でも、突然飼い主さんの手を噛むようになったり、本来仲がよい同居猫が近づいたときに急に前足で攻撃したりするなどの様子が見られるでしょう。
未去勢のオスは要注意
多くの場合、去勢手術を受けることでその様子も落ち着きますが、まれに問題行動が継続することもあるので、その際には獣医師に相談しましょう。
オシッコやウンチに異変が見られる
また、排せつを我慢し続けた結果、病気を発症するおそれもあります。オシッコをしようとしても出ない、ニオイや色がいつも違うといった様子が見られたらとくに注意が必要です。
尿路結石などの疑いも
そのほか、前触れもなく血尿や頻尿が見られる特発性膀胱炎は、ストレスが原因のひとつと考えられています。細菌感染や尿路結石が原因で炎症を起こす場合もあり、これらは再発しやすいとされているので要注意。
オスやシニア猫は要注意
参考/「ねこのきもち」2024年9月号『気付けるのは飼い主さんだけだから。不調につながる 猫のストレスサインって?』
文/長谷部サチ
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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