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【猫飼い主さん1,281人に調査】いくらかかってる? 愛猫の診療費・保険料

愛猫にかかかかるお金の中でも、必要経費であり、高額になりがちなのが診療費ではないでしょうか? 健康を維持するため、病気を治療するためにはそれなりの出費が必要ですが、効率よく備えられるといいですよね。
そこで「ねこのきもち作り隊」の読者240名と「ねこのきもち」アプリでの飼い主さん1,041名、計1,281名に診療費と保険料についてのアンケートを実施。その結果から、ファイナンシャルプランナーの菅原直子さんに、猫の診療費の備えについてアドバイスしていただきました。
画像/iStock、Getty Images Plus

Q1、過去1年間で愛猫が病気になり、診療費がかかったことはありますか?

画像/ねこのきもち2021年10月号
ねこのきもち作り隊&ねこのきもちアプリユーザーへのアンケート(n=1,281)

Q2、かかった診療費の合計はいくらですか?

画像/ねこのきもち2021年10月号
ねこのきもち作り隊&ねこのきもちアプリユーザーへのアンケート(n=1,281)

(飼い主さんから)愛猫を迎えて約3年。診療費は150万円以上

これまでに炎症性腸疾患、膵炎などを発症し、今も治療中です。これまでの診療費を合計すると150万円以上になるかと思います。炎症性腸疾患は難病で完治が難しく、膵炎も再発しているので、通院やお世話、それにかかる費用などがかなり大変ですが、愛猫は家族の一員なので、できるかぎりのことをしています。
愛知県 A・Mさん

Q3、ペット保険に入っていますか?

画像/ねこのきもち2021年10月号
ねこのきもち作り隊&ねこのきもちアプリユーザーへのアンケート(n=1,281)

誤食した異物を除去。保険で3割負担ですんだ

一日に何度も嘔吐を繰り返すので、受診したところ、胃に異物があることが判明。キャットウォークに敷いていたマットでした。細かなかけらは排泄物と一緒に出ていたようですが、大きめの塊が胃に滞留。内視鏡で取り除き、翌日からは食欲も元気も出てきました。保険会社が7割負担するペット保険に加入していたので、診療費は少額ですみました。当時、愛猫は4カ月齢でしたが、飼い始めてすぐに保険に入っていてよかったと思いました。
福岡県 Y・Мさん

Q4、ペット保険の保険料は1カ月あたりいくらですか?

画像/ねこのきもち2021年10月号
ねこのきもち作り隊&ねこのきもちアプリユーザーへのアンケート(n=1,281)

「万一のとき」の費用は 必要経費。しっかりと計画を立てておく

<お金のプロ・菅原さんから> 
私も猫を飼っていたのですが、そのコは保護したときすでに持病があり、すぐの保険加入は難しい状態でした。その後元気になりましたが、家族で相談して保険には加入しない、その代わり医療のための"猫貯金"をすることに。14年間の生涯で3回大きな医療支出がありましたが、受診の際は費用の面も獣医師と相談しながら、治療方針を決めたので、納得できています。 
病気やケガの可能性は、ゼロではないけれど100%でもなく、治療費がほとんどかからな
い猫もいれば、上記の読者談にあるように3才時点で150万円超えというケースも。保険に入っていれば安心とわかっていても、加入しているのに元気いっぱいだと、損した気分になる人もいます。でも、将来の高額な診療費に備えるのが保険ですから、保険料は必要経費と割り切って加入していいと思います。
猫も長生きする時代です。将来の診療費や介護費なども念頭に入れて、強い家計をつくって
いってほしいと思います。
いかがでしたか? 獣医療は自由診療なので診療費はそれぞれ。人のような公的な保険制度もありません。どんなに健康管理に気をつかっていても病気にならないとはいいきれず、高額な診療費を要する大病を患ってしまう可能性だってあります。健康を願いながら、もしものときについて考えておきたいですね。
参考/「ねこのきもち」2021年10月号『気になる節約をはじめ、高額支出や保険料など…猫飼いさんの‟お財布事情”』(監修:ファイナンシャルプランナー 菅原直子さん)
文/ハナマサ
※この記事で使用している画像は「ねこのきもち」2021年10月号『気になる節約をはじめ、高額支出や保険料など…猫飼いさんの‟お財布事情”』に掲載しているものです。
画像/iStock、Getty Images Plus

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