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ターキッシュ・バンの特徴・性格・飼い方

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その名前通り、トルコ東部のバン湖周辺が発祥の地といわれる、ターキッシュ・バン。独特な柄と大きな丸い瞳が愛らしい大型猫です。日本ではまだ珍しいといわれるターキッシュ・バンの特徴や性格、歴史やかかりやすい病気について、ご紹介します。

ターキッシュ・バンの特徴・魅力 

ターキッシュ・バンは、体が真っ白で頭としっぽだけに色がつく、ユニークなバン・バイカラーが特徴です。18世紀ころから見られるという、歴史の古いトルコ原産の猫です。体が白いので、左右の目の色が異なるオッドアイが見られることも。他の大柄な猫同様、大らかな性格も魅力です。日本ではまだ希少で、入手が難しいともいわれる猫種です。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ターキッシュ・バンの歴史 

ターキッシュ・バンの祖先は、トルコ東部にあるバン湖周辺にいた土着猫といわれます。1950年代に、英国人のブリーダーがペアのターキッシュ・バンを自国に持ち帰ったことから、広く認知されました。1969年に英国で公認、1982年には米国に輸入されました。当初のターキッシュ・バンは狭いケージに入れられるのを嫌い、キャットショーは不向きでしたが性格の改良が進められ1995年にCFAで公認となっています。湖の近くで生まれたからか、猫にしては珍しく水が苦手ではなく、別名「スイミング・キャット」と呼ばれています。

ターキッシュ・バンの外見上の特徴 

ターキッシュ・バンの体重は3~8㎏ほど。体が白く、頭としっぽだけに色が入る毛柄で、バン・パターンと呼ばれます。わずかな色であれば白いボディにあっても構いません。バイカラーの種類は、レッド・クリーム・ブラック・ブルーのソリッドカラー&ホワイトやタビー&ホワイト・パーティカラー&ホワイトになります。この毛色は遺伝的に優性で、バンの猫同士を交配すると、子猫はすべてバン・パターンになります。被毛はセミロングで、まるでカシミヤのような手触り。アンダーコートはないが密度があるので、夏場は毛量が減り、全体的に短くなります。目の色は、アンバー、ブルー、オッドアイなど。大きく丸みがある瞳が印象的です。頭部は幅広のクサビ形で力強く長く頑丈な四肢、たくましい筋肉がついた胴体は見事。大柄で、美しさと気品のある猫種です。

ターキッシュ・バンの性格

ターキッシュ・バンは、当初、自由奔放な気質が強く、ケージなどに入れられるのを嫌いました。そうした性質が今も残り、独立心が強く、束縛を嫌う傾向にあります。ですから、広い場所で飼い、なるべく自由にさせてあげるといいでしょう。基本的には大柄ながら活発で、飼い主さんに従順で大らかといわれます。

ターキッシュ・バンを飼うのに向いている人 

ターキッシュ・バンは、束縛が嫌いで自由を好むので、飼育スペースを広めに取れる人が向くでしょう。活発で、飼い主さんのことも好きなので、一緒に遊べる時間を積極的に作ってあげられる人が向いています。セミロングで抜け毛も多いので、まめなブラッシングなど、お手入れをすることが苦にならないタイプがベター。とても飼いやすい猫なので、猫飼い初心者でも心配ないでしょう。

ターキッシュ・バンのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。ターキッシュ・バンは、独立心が強く、自由に様々な場所を行き来したいタイプなので、部屋は多少余裕があるほうが嬉しいでしょう。留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

ターキッシュ・バンの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水分を摂らせるよう注意しましょう。

ターキッシュ・バンの遊び方 

ターキッシュ・バンは、活発で飼い主さんが大好きです。ですから、お気に入りのじゃらしおもちゃなどで、たくさん遊んであげるといいでしょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるなどの工夫を。そして、ある程度の年齢になったら、よく上る場所には行動の手助けになるよう、ステップを設置してあげるといいでしょう。

ターキッシュ・バンのお手入れ 

ターキッシュ・バンの被毛は防水性が高く、そのぶん脂分も多いので、もつれもできやすくなります。できるだけこまめにブラッシングやコーミングをして、カシミヤのような毛質を保ってあげましょう。
アンダーコートはないが密度があるため、換毛期には激しく毛が抜けます。換毛期には数回シャンプーをすることで、皮脂の汚れも取ることができるので、おすすめです。

ターキッシュ・バンが気をつけたい病気

比較的、遺伝性疾患が少ない猫種と言われています。

監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
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