長毛種
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ターキッシュ・バンの特徴と飼い方 可愛い画像いっぱい|ねこのきもち 猫図鑑

ターキッシュ・バン
- 英語名
- Turkish Van
- 原産国
- トルコ
- 公認団体
- CFA・TICA・FIFe・GCCF
- 毛種
- 長毛種

高野 八重子 先生
ターキッシュ・バンの特徴・性格・毛色
ターキッシュ・バンの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向
ターキッシュ・バンの性格
ターキッシュ・バンの大きさと体型
体重:3~8kg
ターキッシュ・バンの毛色の種類
この毛色は遺伝的に顕性で、バンの猫同士を交配すると、子猫はすべてバン・パターンになります。被毛はセミロングで、まるでカシミヤのような手触り。アンダーコートはありませんが密度があるので、夏場は毛量が減り、全体的に短くなります。
ターキッシュ・バンの心配な病気
ターキッシュ・バンの価格相場(2024年)
価格 | 13万円~ |
※ペットショップ・ブリーダーのウェブサイトを編集部で調査(2024年5月)。
ターキッシュ・バンの飼い方
ポイント(1)広めの飼育スペースを確保
活発で、飼い主さんのことも好きなので、一緒に遊べる時間を積極的に作ってあげられる人が向いています。
セミロングで抜け毛も多いので、まめなブラッシングなど、お手入れをすることが苦にならないタイプがベター。とても飼いやすい猫なので、猫飼い初心者でも心配ないでしょう。
ポイント(2)誤食につながるものは片付けて
ターキッシュ・バンは、独立心が強く、自由に様々な場所を行き来したいタイプなので、部屋は多少余裕があるほうが嬉しいでしょう。
留守番をさせるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。
ポイント(3)年齢と目的に応じたフードを与えて
猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。
また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水分を摂らせるように注意しましょう。
ポイント(4)たくさん遊んであげて
また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるようにするなどの工夫を。
そして、ある程度の年齢になったら、よく上る場所には行動の手助けになるよう、ステップを設置してあげるといいでしょう。
ポイント(5)まめなブラッシングで毛質を保持
アンダーコート(下毛)はありませんが密度があるため、換毛期には激しく毛が抜けます。換毛期には数回シャンプーをすることで、皮脂の汚れも取ることができるのでおすすめです。
ターキッシュ・バンに似た猫の種類
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ターキッシュ・バンの歴史や背景
当初のターキッシュ・バンは狭いケージに入れられるのを嫌い、キャットショーには不向きでしたが性格の改良が進められ1995年にCFAで公認となっています。
湖の近くで生まれたからか、猫にしては珍しく水が苦手ではなく、別名「スイミング・キャット」と呼ばれています。
参考:『猫の教科書』(緑書房)
写真選定協力:石原さくら
猫写真家として、「ねこのきもち」表紙他多数で活躍するほか、メディアの出演・講演も多数。著書・共著に「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」(KADOKAWA)、「かわいいかわいい ねこのかぶりもの」(パルコ)など。愛玩動物飼養管理士1級。A級キャットグルーマー。デボンレックスとシンガプーラのブリーディングの経験もあり、猫の品種についての造詣も深い
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