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猫はなぜやけどするほどストーブに近づくの? 獣医師に聞きました

猫がストーブの前で暖をとる姿はとてもかわいいもの。しかし油断するとやけどするおそれもあり、飼い主さんとしては心配ですよね。今回は、猫がストーブでやけどしやすい理由と対策について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。

猫はストーブでやけどしやすい?

ストーブで暖をとるもなかちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫はストーブでやけどしやすいと聞きますが、皮膚が熱くなっていることに気づかないのでしょうか?

岡本先生:
「猫は皮膚が薄いため、ストーブの熱でもダメージを負うことがあります。肌が熱を感知しないわけではありませんが、毛が密集しているため直接的に感知しにくいということはあるでしょう。あたたかさを求めるあまり、低温火傷を負うケースもあります」

被毛が焦げてしまったらどうする?

ストーブが大好きなレイくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――被毛やひげが焦げてしまったときは、その部分をカットした方がよいですか?

岡本先生:
「家でカットする必要はないと思います」

――万が一やけどしてしまった場合は、すぐに病院に連れていった方がよいですか?

岡本先生:
「そうですね。自己判断せず、かかりつけの獣医師に相談してください」

ストーブでのやけどを防ぐには?

ストーブの前でくつろぐれおんくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――ストーブでのやけどを予防する方法はありますか?

岡本先生:
「適切な距離を保てるよう、ストーブのまわりに柵を設置するとよいかと思います」
猫の体は毛が密集しているため、体が熱くなっていても気づかないことがあります。冬場はストーブの前で過ごす時間も増えますが、近づきすぎて被毛が焦げてしまわないよう注意が必要です。ストーブのまわりを柵で囲ってあげると安心ですよ。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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