猫と暮らす
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おじいちゃん猫・おばあちゃん猫と暮らす 16才からの猫の行動と対応は
トイレから排泄物がはみ出しがちになる
トイレの下に大きめのサイズのペットシートを敷くなど、トイレの外にオシッコやウンチがハミ出してもいいような環境にしておきましょう。また、入りやすいように入り口が低めのトイレにしてみるのもおすすめです。
認知症の症状が現れる
発症してしまうと完治は難しいため、症状を緩和する治療を行うことに。なお認知症の症状の中には、病気でも現れるものもあるため、これらが見られたら獣医師に相談したほうがいいでしょう。
認知症を予防する為には、日ごろから刺激を与えて脳を活性化させることが大切です。もう遊ばないからと遊びに誘うのを諦めず、おもちゃを見せたり、窓の外を見せたりと、無理のない範囲で刺激を与えて。
病気が表面化する
たとえばシニア猫期に発症しやすい糖尿病は、初期は元気で食欲旺盛なことが多く気づきにくく、ハイシニア期になって「飲水量が異常に増える」「オシッコの量が増える」「痩せる」などの症状が現れて気づくことも。
糖尿病は肥満とも関係があるといわれているため、予防のためには若いころから肥満にさせないように注意しましょう。また、早期発見と治療がカギとなるため、シニア期以降になりやすい慢性腎臓病と同様の症状である「多飲多尿」に気をつけましょう。
参考/「ねこのきもち」2022年2月号「読者が実際に体験した、年齢別に起こりやすいトラブルや病気がわかる! うちのコ、〇才事件簿」
文/田山郁
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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