猫と暮らす
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愛猫のために寒さ対策をしている? 正しい寒さ対策は? 獣医師の解説つきでご紹介!
ねこのきもちアプリでは、猫の寒さ対策に関するアンケートを実施し、さまざまな飼い主さんにご協力いただきました。今回は、その調査結果をご紹介するとともに、猫にとってベストな寒さ対策や、寒さ対策をする際の注意点などについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。
愛猫のために寒さ対策を取り入れている?

「愛猫のために寒さ対策を取り入れていますか」と飼い主さんに伺ったところ、88%もの飼い主さんが「はい」と回答。多くの飼い主さんが愛猫のために何らかの寒さ対策を取り入れていることがわかりました。
どんな寒さ対策をしている?
上記の質問で「はい」と回答した方に、具体的にどのような寒さ対策を取り入れているのか伺ったところ、以下のような回答がよせられましたので一部ご紹介します。
飼い主さんからのコメント
- 「猫用ベッドの中に猫用ヒーターを入れています」
- 「基本は床暖房、エアコンで室温調整。起毛マットを各部屋に置いて、暖が取れるようにしています」
- 「24時間エアコンをつけて室温を保ち、ベッドやマット類はすべてモコモコの冬仕様に交換。飲み水もぬるま湯にしています。これは年中ですが、ウエットフードも適温に温めて与えています」
- 「毛布をたくさん用意しています。今までいたコたちは寒がりさんが多かったので、猫用こたつや猫用ホットカーペットも持っています。寒い冬になるようなら、今のコにも出す予定です」
- 「猫ベッドは夏と冬で使い分け、エアコンは猫の様子で設定温度を変えています」
- 「暖かいベッドやペット用ヒーター。ふわふわ毛布をいろんなところに置いています」など
【獣医師解説】愛猫に毛布を与える際の注意点は?
ここからは、猫にとってベストな寒さ対策や、寒さ対策をする際の注意点などについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきます。
――猫にとってベストな寒さ対策を教えてください。
岡本先生:
「室温は21~28℃、湿度は40~60%くらいで調節し、猫の様子を観察しながら適温を保つようにしてください。そして、エアコンの効いている部屋と涼しめの部屋を自由に行き来できるようにし、猫が自分で調節できるようにしてあげるとよいでしょう。
そのほか、寝床はタオルや毛布で暖かさを調節できるようにすることも大切です。窓際で過ごすのが好きなコには、窓を防寒したり厚めのマットを敷いたりする、寒さが苦手なコやシニア猫、子猫の場合は、猫用の保温マットや湯たんぽの使用を検討することも大切でしょう」
――猫の寒さ対策をする際の注意点があれば教えてください。
岡本先生:
「人用のこたつやホットカーペットは、猫が低温やけどする可能性があるので、猫の防寒対策には使用しないほうが安心です」
岡本先生:
「室温は21~28℃、湿度は40~60%くらいで調節し、猫の様子を観察しながら適温を保つようにしてください。そして、エアコンの効いている部屋と涼しめの部屋を自由に行き来できるようにし、猫が自分で調節できるようにしてあげるとよいでしょう。
そのほか、寝床はタオルや毛布で暖かさを調節できるようにすることも大切です。窓際で過ごすのが好きなコには、窓を防寒したり厚めのマットを敷いたりする、寒さが苦手なコやシニア猫、子猫の場合は、猫用の保温マットや湯たんぽの使用を検討することも大切でしょう」
――猫の寒さ対策をする際の注意点があれば教えてください。
岡本先生:
「人用のこたつやホットカーペットは、猫が低温やけどする可能性があるので、猫の防寒対策には使用しないほうが安心です」
岡本先生によると、猫が寒いときは顔を隠してぎゅっと丸まったり、布団や毛布などに潜り込んだり、人や同居猫にくっついたりするなどの行動が見られるそうです。愛猫がこのようなしぐさをしたら、寒さ対策について見直してみるとよいかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年12月時点の情報です。
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は2024年12月時点の情報です。
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