猫と暮らす
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噛みたくなるきっかけがある? シーン別に見る猫の噛みグセ対策
そこで今回は、猫が噛みがちなシチュエーションを5つ取り上げ、そのときの猫の気持ちや対処法などについて、獣医師の椎木亜都子先生に解説していただきました。
スキンシップ中に噛むとき
しっぽを大きく揺らす、体を少し硬直させるなどの様子が見られたら、“もういいよ”のサイン。なでるのをやめるようにしましょう。
お手入れ中に噛むとき
なお、スキンシップのときと同様に、ブラッシングの途中で「愛撫誘発性攻撃行動」を見せることもあるので、お手入れ時間が長くならないよう配慮しながら行うことも大切です。
朝起きて噛むとき
それが難しい場合は、自動フード供給器を使って早朝に猫がフードにありつけるようにしたり、飼い主さんが寝る前にフードを与えて、猫のおなかを満たしたりするなどの対策を取り入れるとよいでしょう。
飼い主さんの仕事中に噛むとき
できれば、猫が鳴いた段階でいったん休憩をとり、じゃらしおもちゃで遊ぶなど、猫のストレス発散を心がけましょう。すぐに相手ができない仕事中のときは、猫から見えない部屋で過ごすのがベターです。
気になるものは何でも噛むとき
人の反応を学習して噛んでいるケースもあるので、ものを噛まれても「ダメ!」などと声を出さないようにしてください。
参考/「ねこのきもち」2025年1月号『甘噛みも本気噛みもそのままにしちゃダメ! 噛みグセのある猫「ガブコ」「ガブオ」との付き合い方』
文/長谷部サチ
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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