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飼い主さんとの絆も強くなる? 愛猫の狩猟本能を刺激する方法4選

猫は野生時代、獲物を狩って生きてきた動物です。そのため、獲物を捕まえたり追いかけたりなど、猫がもつ本能に訴えかけるような遊びを生活の中に取り入れると、愛猫の生活の質が向上します。
そこで今回は、猫の狩猟本能を刺激する方法を、獣医師の藤井仁美先生に伺いました。

おもちゃを使って狩りのまねをさせる

マンチカンのテトちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の狩猟本能は、完全室内飼いの猫にもしっかりと残っています。そのため、1日1回はじゃらしおもちゃやぬいぐるみなどで遊ばせて、その欲求を満たしてあげましょう。

こういったおもちゃを使うと、獲物を探す、そっと近づく、狙いを定める、飛びつくといった、狩り行動の疑似体験になり、猫にとってはいい刺激に。また、一緒に遊ぶ飼い主さんとの絆が深まるメリットもあります。

フードを隠して探させる

Mix(黒)のココくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
フードや飲み水が入った容器を複数用意して、それぞれを離れた場所に置くと、猫は好きな場所を選ぶことができるうえ「歩き回って獲物を探し出して食べる」という狩りのような食べ方ができます。

さらに、ベッドやソファの下、家具の死角など、いつもと違う場所にフードや水を隠すと、探し出す楽しみが一層高まります。ただし、飼い主さんはくれぐれも隠した場所を忘れないようにしましょう。

フードをばらまいて追いかけさせる遊びをする

スコティッシュフォールドのあずきくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
捕食行動をまねたフードの与え方として、ドライフードをあえて床にばらまく方法があります。猫に見えるようにフードを投げ、獲物を追いかけたくなる気持ちを呼び覚ますのです。

いろいろな方向に投げれば、運動量が増加するうえ頭も使うため、室内飼育の猫には適度な刺激になり、ストレス発散にもつながります。

ひとり遊び用の知育玩具を与える

日本ネコのいつくんたち♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんが愛猫の遊びに付き合ってあげられないときは、知育玩具を与えるのもひとつの方法です。

フタをスライドさせると中のフードが食べられるおもちゃや、転がすと中に入れてあるフードが出てくるおもちゃなどがあります。フードを得るためにハードルを設けることで、ハンティングの楽しさや狩りの達成感を高められるでしょう。
猫が本来もっている狩猟本能を刺激すると、猫の生活の質を上げることにつながります。愛猫と狩りを模した遊びをしながら、より一層絆を深めていきましょう。
お話を伺った先生/藤井仁美先生(獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2025年1月号『めざせ!健康寿命20才 Nequality(ネコリティ) of Life を、考える。 愛猫の幸せ導く To Do リスト』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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