猫と暮らす
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「そうじゃない」独特な爪とぎ器の使い方をする子猫の心理とは|獣医師解説

飼い主さん:
「壁で爪とぎをするので、それを防ぐためにこの爪とぎ器を設置しました。ちゃんとここで爪とぎしてくれるかな……と見守っていたときに起こった出来事でしたので、思わず『そうじゃない!』という言葉が出てしまいました」
Xでは「セミみたいだ」と話題に!

飼い主さん:
「みなさんから『セミみたいだ』とのコメントをいただき、たしかにセミっぽいな!と思いました」
ちなみにその後かすみちゃんは、無事にこの爪とぎ器を使ってくれるようになったといいます。
【獣医師解説】爪とぎに飛びついたかすみちゃんの心理とは

――飼い主さんが壁に貼るタイプの爪とぎ器を設置したところ、かすみちゃんは爪とぎとして使うのではなく、狙いを定めたように飛びついたそうです。かすみちゃんはなぜ、このような行動をとったと考えられますか。
白山先生
「壁に貼るタイプの爪とぎ器が、ちょうど木のように見えたのかもしれませんね。今まで何もなかった壁に突如現れた爪とぎに興味がわき、飛びついてみたところ爪がほどよく引っ掛かり、本当にセミのようにひっついてしまったのだと考えられます」
――今回のかすみちゃんのような行動をとりやすい猫の特徴を教えてください。
白山先生
「好奇心旺盛な猫や活発な猫は、こうした行動をとる傾向があるでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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