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これがスタンダード! 猫シャンプーの正しい手順をお教えします!

スムーズな初シャンプーへ「事前準備&チェック」

毛づくろいが上手で、水が苦手な猫ちゃんには、無理にシャンプーをしなくても…と思っていませんか? でも、シャンプーをすると、被毛の美しさや皮膚の健康が保てるうえ、これからの暑い時期、猫の体温が下がりすぎないというメリットもあります。

正しい猫ちゃんのシャンプー手順を知って、この夏、挑戦してみませんか? まずは、シャンプー前に、以下の準備をしておきましょう。

●日頃からやっておくこと
・お風呂を開放して、シャンプーする場所の警戒心をといておくこと。
・シャンプーグッズも出しておき、見慣れさせておくこと。
・愛猫の体にたくさん触って慣れさせておきましょう。

●直前にやっておくこと
・健康状態をチェック。
・前足の爪をカット。
・ブラッシングする。

猫ちゃんケアのプロに学ぶ「王道なシャンプー手順」

猫トリミングのプロに聞いた、スタンダードな猫ちゃんシャンプーの手順をご紹介しましょう。ポイントは、洗う時もすすぐ時も、警戒心「弱」の背中→警戒心「強」のおなかの順で進めること。

1.人肌程度の湯温(35度前後)で、背中からゆっくりかけてぬらします。

毛づくろいが上手で、水が苦手な猫ちゃんには、無理にシャンプーをしなくても…と思っていませんか? 実は、シャンプーをすると被毛の美しさや皮膚の健康が保て、猫の体温が下がりすぎないというメリットも。正しい猫ちゃんのシャンプー手順を知って、この夏、挑戦してみませんか? 

2.前足を持ち上げておなかにお湯をかけます。

前足を持ち上げておなかにお湯をかけます。

3.手にシャンプー剤をとり、背中から付けて洗います。次に前足を持ち上げておなかも洗います。

手にシャンプー剤をとり、背中から付けて洗います

4.鼻や目はガーゼ、あごは歯ブラシでやさしく汚れを落とします。

あごは歯ブラシでやさしく汚れを落とします。

5.ぬらす時とおなじ要領で、背中〜おなかの順で泡を洗い流しましょう。

足の付け根は泡が残りやすいので、重点的にすすいでくださいね。
泡が残りやすいのはここ

体温低下と被毛のもつれを解消「乾かし方」

夏とはいっても、自然乾燥はNG。ぬれたままにしておくと体温が低下し、被毛ももつれて毛玉になってしまいます。タオルドライとドライヤーの併用でしっかり乾かしましょう。

1.足やしっぽを軽く絞り、水気を切っておきましょう。

足やしっぽを軽く絞り、水気を切っておきましょう。

2.お風呂場で体全体をタオルドライ。顔から最初にふいてあげます。

お風呂場で体全体をタオルドライ

3.場所へ移動し、もう1枚のタオルでさらに丁寧に拭きます。

もう1枚のタオルでさらに丁寧に拭きます。

4.一番の弱風(静音)モードで根元からしっかりドライヤーをかけます。

一番の弱風(静音)モードで根元からしっかりドライヤーをかけます。
エプロンにドライヤーをエプロンなどに引っかけて固定すれば、両手が自由になるので乾かしやすくなりますよ。

猫ちゃんの機嫌のよい時に、様子を伺いながらやってみてはどうでしょうか?


参考元/「ねこのきもち」2017年8月号『メリットいっぱい サマーシャンプーしちゃお』
監修/花島秀俊先生(ちば愛犬動物フラワー学園講師、猫専用トリミング&ホテル「CATオアシス」オーナー)
撮影/中川文作
文/ヤマモト トモミ
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