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【Q&Aで獣医師が回答】猫をお留守番させるときに気になるアレコレ

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猫をお留守番させるときは、不安がたくさん!その不安を解消させるべく、ねこのきもち相談室に集まった「お留守番に関するQ&A」をご紹介します。さらに、お留守番中の食事やトイレ、事故防止対策と併せて、帰宅後のケア方法についても解説します。

Q. お留守番させるときに気をつけることはなんですか?

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A. 猫にとって快適な環境であることです。

猫をお留守番させる際に最も気をつけるべきことは、部屋の温度と湿度です。猫は自分が快適と感じる場所を探すことに長けていますが、それでも夏の暑さや冬の寒さには配慮が必要です。夏場は閉め切った室内に熱がこもると40度を超えることも珍しくないため、エアコンでの温度・室温調節が大切になります。その際、エアコンの風が直接あたらない場所や、猫が寒さを感じたときに避難できるベッドを確保しておきましょう。

また冬場であれば室温を調節した上で、猫のお気に入りの場所に毛布やタオルなどを用意し、寒さから守れる工夫をしてあげましょう。どんなに快適な環境を用意しても、お留守番をストレスと感じる猫は少なくありません。帰宅後は甘えさせるなどして、ストレス発散にも気を配ってあげてくださいね。

<さらに!>食事やトイレの工夫も忘れずに

室内環境とともに忘れてはいけないのが、食事やトイレのことです。フードは変色しにくいドライフードがおすすめ。お留守番が長時間になると予測される場合は、猫がお腹を空かせてしまわないように、一気食いしない猫なら1.5食分の量を置いておくのが良いでしょう。ただし、1日の給与量をオーバーしないように、お留守番後は注意してくださいね。なお、一気食いの心配がある猫には、自動フード供給器が便利です。

そして水は、猫が「飲みたい」と思ったタイミングを逃さないように、猫が過ごす部屋や移動の通り道などあちこちに置きましょう。猫が水を倒してしまった際の予備にもなります。

排泄したあとのトイレを使いたがらず、排泄を我慢してしまうこと猫もいるようです。やはり猫には複数のトイレを用意してあげることが大切です。また、消臭効果のあるトイレを選ぶという手もあります。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「いくつできてる?愛猫が快適なお留守番のコツ。すぐ実践できる工夫ポイントをご紹介!」

Q. どのくらいの広さで留守番させればいいですか?

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A. 広さよりも上下運動が大切です。

広い部屋でのお留守番が、猫にとって必ずしも最適とは限りません。自由に移動できるよう解放すると、思わぬ事故やコードをかじるなどのいたずらに繋がる可能性があります。たとえ狭い部屋であっても、飼い主さんが安心できる場所でお留守番させることをおすすめします。

猫は上下運動を好むため、部屋の広さに固執せず、棚やキャットタワーなどの配置を意識しましょう。このような運動ができ、なおかつ外を眺められる環境であれば、猫はそれほどストレスを感じずにお留守番ができます。

<さらに!>事故防止対の対策を行おう

猫をお留守番させる際には、ケガや誤飲誤食などの事故防止策も大切です。いくつかの部屋を解放してお留守番させる場合は、移動時にドアに挟まれたり、部屋に閉じ込められたりしないよう、ドアストッパーでしっかり固定しておきましょう。そしてキャットタワーのように高さのある遊び場の下には、クッションなどを敷いておくと、万が一の落下にも備えられます。

また、人の食べ物や猫用のおもちゃを、誤飲誤食してしまう危険性もあります。猫が口に入れてしまうの恐れがあるものは、猫の届かないところにしまっておき、猫が開けてしまいそうな扉には、市販の開き戸ロックをつけおくと安心です。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「長時間の留守番に必要なことは?」

Q. 留守番中に猫が暴れます。ストレスが原因ならどうしたらいいですか?

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A. 普段の関係から見直してみましょう。

常に足元に寄ってくる、目の前で大声で鳴くといった行動や、トイレの砂をまき散らすといったいたずらなど、普段から飼い主さんの気を引こうとする様子は見られますか?もしそうであれば、お留守番中に暴れているのは、飼い主さんと離れることが不安やストレスとなっているのだと考えられます。

これをやめさせるには、猫の要求をあまり受け入れず、少し距離をおいて生活すると良いでしょう。遊びの誘いやおやつの要求に対して無視をすることで、騒いでも構ってもらえないことを覚えさせます。そして猫がおとなしくなったら、撫でたり遊んだりしてみてください。また、猫が本来するべき行動である、上下運動や爪とぎができる環境を整え、不安やストレスを解消する場を設けてあげることも大切です。

<さらに!>帰宅後のコミュニケーションも大切

飼い主さんの帰宅後は、お留守番中にはできなかった「人とだからこそできる遊び」を5分ほどさせてあげましょう。猫の好きなおもちゃで遊んだり、ボールを投げたりなど、飼い主さんとコミュニケーションをとりながらできる遊びこそが、猫にとっての喜びに繋がります。

また、外から帰ってきた飼い主さんは、普段猫が嗅ぎなれていないにおいをたっぷりまとっています。においで情報収集する猫にとって、その「におい」は、とても気になるもの。お世話が一段落したら、ソファに座るなどして猫が満足するまで情報収集させてあげましょう。そして触られるのが好きな猫なら、猫が喜ぶ部位を撫でてあげてください。きっと安心感を感じてくれるはずですよ。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「意外と見逃しがち!猫が「急性ストレス」になる原因4つ【お留守番編】」

1人で過ごすお留守番は、飼い主さんだけでなく、猫にとっても不安な時間。愛猫が安全で快適にお留守番できる環境を用意し、お互いの不安を解消してから外出することが大切です。そして帰宅後はコミュニケーションをとりながら、外出前と変わった様子がないかもチェックしましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「獣医師が答えるQ&A(留守番/分離不安)」

参考/「ねこのきもち」2018年4月号『猫の留守番 ビフォー アフターにすること』(監修:小動物診療所獣医師 徳留史子先生)
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『獣医師が答えるQ&A(留守番/分離不安)』
文/JANE
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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