猫と暮らす
UP DATE
猫が体をしきりに舐めている… 見逃したくない変化を獣医師が解説
猫が体をしきりに舐める理由や、暑い時期に注意したい変化などについて、ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に伺いました。
毛づくろいは猫にとって自然な行動
食事のあとや寝起き、落ち着いて休む前などに全身をまんべんなく舐めているなら、日常的なお手入れといえるでしょう。
ただし、いつもより時間が長い、同じ場所に集中していると感じるときは、別の理由も考えられます。
暑さだけでなくストレスが関係することも
例えば、環境の変化や苦手な音、来客、生活リズムの変化などがあると、気持ちを落ち着かせるように体を舐め続けます。
飼い主さんから見ると早めにやめさせたいと思う行動でも、猫にとっては不安や緊張をやわらげるしぐさになっている可能性があります。
なんでもすぐにやめさせてしまうのではなく、最近の暮らしの変化とあわせて、猫が舐めるタイミングや頻度、場所などを観察してみましょう。
同じ場所ばかり舐めるときは皮膚の違和感にも注意
毛が薄くなっている、赤みがある、かさぶたがある、出血するほど噛むなどの様子が見られたら、単なる毛づくろいとは分けて考えたいところです。異変のある皮膚は無理にいじらず、早めに動物病院へ相談しましょう。
暑い日は熱中症のサインもあわせて見る
体がいつもより熱い、食欲や元気がない、口呼吸をする、よだれが出る、吐く、ぐったりしている、ふらつく、あまり動かないなどの変化がある場合は注意が必要です。熱中症が疑われるときは、体を冷やしながら動物病院へ連絡しましょう。
舐め方の変化は、環境と体調を見直す合図
暑い時期はエアコンで室温を管理し、風が直接当たりすぎないよう調整しながら、猫が涼しい場所へ移動できるようにしておきましょう。
飲み水を複数箇所に用意し、落ち着いて休める場所も確保しておくと安心です。
毛づくろいの範囲を超えているように見える、脱毛や赤みがある、元気や食欲にも変化がある場合は、早めに病院へ相談することが、猫を守ることにつながります。
文/ねこのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
UP DATE