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【おすすめ付】猫に与えるおやつの量と種類、注意点はコレ!

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猫のおやつって何がいいのか迷うくらい種類も豊富ですし、どのような頻度や回数与えていいのか難しいですよね。そんな疑問を獣医師さんから伺ってきました!猫におやつを与える際の量や注意すべきポイントをわかりやすく解説します。早速見ていきましょう。

猫におやつを与える場合の量と注意点

猫がおやつを美味しそうに食べる姿は、私たち人間の心を和ませてくれます。そのせいか、猫がおやつを欲しがると、ついたくさん与えてしまいがち。猫の場合、食事(フード)のみの栄養で十分健康を保つことができます。人の子供の場合、おやつは足りない栄養を補うものという捉え方をしますが、猫にとっておやつは栄養学の観点から言うと与える必要のないもの です。
そのため、おやつは猫と仲良くなるためのツールとして使うことが理想的です。おもちゃやグルーミングとあわせて、コミュニケーションの一環をして与えるのもよいかもしれません。
また、猫の特徴として「美味しいもの以外は食べたがらない」といった性質もありますので、あまり普段の食事よりもグレードの高いおやつをあげすぎると、いつものエサを食べなくなる恐れもあります。
上記のような観点や、おやつの量にも気をつけることで栄養の過剰摂取にならないようにしましょう。

与える量は1日の総カロリーの2割程度

食事で摂取するカロリーを含めたうえで、おやつのカロリーはどの程度まで与えても大丈夫なのでしょうか?そのナゾを解くカギは猫の体重に応じた安静時エネルギー要求量(RER)と、1日あたりのエネルギー要求量(DER)を知ることにあります。安静時エネルギー要求量とは、「絶食しておらず、運動と体温調節が最小限に抑えられた状態での消費エネルギー」のことを指します。猫の体重からその数値を割り出すことが可能です。

安静時エネルギー要求量の計算方法

以下は猫の体重から、安静時エネルギー要求量を計算する方法です。

①猫の体重を3乗する。
※例:体重4kgなら4×4×4=64
②1の値が出た状態でルート(√)を2回押す。
※例:64に√を2回→2.828…
③その値に70をかける。
※例:70×0.28=197.9…→体重4kgの猫のRERは1日約198kcal

また、それぞれの猫の発育ステージによって以下のような係数をかける事で「DER」の数値を求めることが出来ます。
・ 成長期の子猫:2.0~3.0×RER
・ 避妊・去勢してない成猫:1.4×RER
・ 避妊・去勢済の成猫:1.2×RER
・ 肥満ぎみの成猫:1.0×RER
・ 減量が必要な成猫:0.8×RER
・ 高齢の猫:1.1×RER
この他の発育ステージの猫の係数についてはこちらをご覧ください。

上記の計算方法で出たDERの値を越えないよう、ご飯の量を抑えながらおやつを与えましょう。目安としては、DERの1~2割以内にするのが理想的です。

与える頻度は1日3回までに

おやつのカロリーも気になりますが、1日に与えても大丈夫な回数も気になるところです。猫におやつを与える頻度は1日何回までならOKなのでしょうか?
獣医師に聞いてみると、カロリーオーバーしなければ特に回数にこだわる必要はないとのこと。回数が気になってしまうようであれば1日に2~3回ぐらいがちょうど良いそうです。
ですが、ちょこちょこ与えておやつでお腹いっぱいになってしまうと、本来の栄養源である食事を食べなくなってしまう心配も出てきます。「おやつはあくまでもおやつ」と考えて、頻繁に与えたりしないことが大切です。

与えるタイミング

猫にとって理想的なおやつのタイミングは、しつけのご褒美として与えるのが一番です。
おとなしく爪切りや歯磨きをさせてくれた、キャリーバッグの中にちゃんと入れたなど、飼い主さんの言うことをきちんと守れたときに「よくできたね」という意味でおやつを与えてみましょう。ご褒美があると思うと、猫も飼い主さんの言うことを聞こうと頑張ってくれますし、猫のストレス軽減も期待できます。
また、おやつを与える時間的タイミングとしては、食前よりも食後や食間がベターです。おやつは猫が食いつきやすい味付けなどの工夫がされていますので、食前に与えてしまうとその美味しさがくせになり食事を食べなくなる可能性も出てきます。そのため与える時間も考慮するとよいでしょう。
そして、小さくちぎれるものなら、その都度ちぎって小出しにして与えてみてください。

猫のおやつの種類は6種類!

ペットショップなどに行くと、市販の猫のおやつの種類の多さに驚かされますよね。ドライタイプやペースト状のものなど、大まかに分けておやつの種類は6つあります。様々なタイプのおやつの中から、愛猫の好みや目的に合ったおやつを選びましょう。

(1)ドライタイプ

形状は人間用のスナックと似たようなもので、プラスアルファの機能性食品であることも多いタイプです。たとえば、「グリニーズ」の歯磨き効果のあるスナックは、とても嗜好性が高く作られています。また体臭全般を防ぐ効果のあるものなど、おやつとして与えながら臭いケアもできる、といった優れものが多く揃っています。
ドライタイプの利点は歯石がつきにくいことです。普段の食事でドライフードを食べている猫には、特になじみやすく与えやすいタイプと言えます。また、保存がしやすい点は飼い主さんにも嬉しいポイントですね。
一方、デメリットとして、他のタイプのおやつよりも保存料がやや多めに含まれていることです。カリカリとした食感が猫にとっては心地よく、多くの猫が好んで食べることができるタイプですので、うっかり与えすぎないように気をつけましょう。

(2)ウェットタイプ

美味しい味がしっかりしみ込んだウェットタイプは、噛む力の弱い子猫やシニア猫のおやつにぴったりです。ドライタイプよりもさらに嗜好性が高く、味のバリエーションも豊富なことからほとんどの猫が喜んで食べます。種類や形状も缶詰やペースト状、ムース状のものなど様々です。柔らかくて食べやすい点が一番のメリットと言えます。
逆に、デメリットとして歯石が付きやすいという点が挙げられます。また、ウェットタイプのおやつは一度開封したら保存がきかないので、短期間で使い切らないといけません。加えて、ドライタイプよりも価格が割高です。小分けにされているものを選ぶことで、おやつを無駄にしてしまう心配も減るでしょう。

(3)ジャーキータイプ

ジャーキータイプは牛肉や鶏肉を乾燥させたもので、猫用のジャーキーは塩分控えめ、かつ添加物が含まれていないものがほとんどです。歯ごたえがあり、もともと肉食動物である猫には嬉しいおやつと言えます。また、開封後も密封しておけば保存がきくので経済的です。
特徴として、乾燥させた肉のため大変硬く、まるごと与えてしまうとまる飲みしてのどに詰まらせたり、胃腸の弱い猫は消化不良を起こす危険性もありますので、食べやすいよう小さくちぎって与えるようにしましょう。
また、塩分や香辛料がたくさん含まれた人間用のビーフジャーキーは、絶対に猫には与えないよう注意してください。

(4)フリーズドライタイプ

フリーズドライタイプは、鶏肉などを冷凍と解凍を繰り返して作られたものです。
ジャーキータイプと違い、素材本来の風味や食感、柔らかさを損なわずに美味しく食べられるのが大きな特徴です。保存料や着色料などの添加物もほとんど使われていないので、安心して与えられます。
肉のうま味を感じられやすいので、猫は喜んで食べますが、そのぶん与えすぎにならないよう注意が必要です。ジャーキータイプ同様、小さくちぎって与えるのがよいでしょう。

(5)材料を加工したタイプ

肉や魚をそのまま焼いたり蒸したりして乾燥させ、味付けなどは一切されていないものがこちらのタイプ。素材そのものの味を活かした自然に近いおやつで、猫の肉食の本能も刺激される美味しさが特徴です。
市販品もありますが、飼い主さん自身で手作りすることもできるのがメリットと言えます。素材を乾燥させただけなので、添加物の心配もないのが嬉しいですね。
ヘルシーな鶏のささみは、ダイエットが必要な猫におすすめです。魚はミネラルやビタミン、DHAといった猫に必要な栄養が含まれており、健康づくりにも役立ちます。
材料を加工したタイプを与えるときの注意点は、丸ごとではなく小さくちぎってあげることです。特に、噛む力が弱い子やシニア猫には食べやすい大きさにカットして与えましょう。

(6)ミルク

ミルクも猫には良いおやつのひとつです。人間用の牛乳ではなく、必ず猫用のミルクや乳糖の入っていないものを選びましょう。与え方や注意点など詳しいことはこちらの記事を参考にしてくださいね。

>リンク「猫 牛乳」

【編集室が選ぶ】使いやすく与えすぎにならないおやつ3選

たくさんの種類がある猫のおやつ、「どれを選んだらいいのかわからない!」とお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで、WEB編集室が選んだ「コレ!」とおすすめ出来る猫のおやつを3つご紹介します。ぜひ、おやつ選びの参考にしてみてください。

いなば CIAO(チャオ)チュール

ほとんどの猫が食いつく魅惑的な「ちゅ~る」は、猫のおやつを語る上で、はずせない商品かもしれません。液状のおやつでスティックタイプのため、持ち運びしやすく外出先でも与えやすいのが特徴。しつけのご褒美に使うと、猫の頑張りとストレス軽減に役立ちます。
テレビや映画の撮影現場で、タレント猫の演技をスムーズに行うためのツールとして大活躍しているそうですよ。
また、最近では動物病院で販売されている投薬用のものもあります。お薬を飲ませるのに非常に役立ちますね。
いなば CIAO(チャオ)チュール

ママクック フリーズドライのササミ

「ママクック」のフリーズドライササミは、ヘルシーな鶏ささ身の風味や食感を存分に味わえる商品です。保存料などの添加物を一切使用していないにも関わらず保存がきくので、飼い主さんにも嬉しいひと品。猫ちゃんには、こちらのおやつで肉本来の味を堪能してもらいましょう。
ママクック フリーズドライのササミ

シーバ とろ~り メルティ

ウェットタイプの「シーバ とろ~り メルティ」は、スティックから直接猫ちゃんに舐めさせてあげられる手軽さが人気の秘密。味も全部で10種類あり、鶏肉や魚ベースのヘルシーなラインナップです。飼い主さんの言いつけを守れたら、ぜひこちらのとろけるおやつをご褒美にしてみてください。
シーバ とろ~り メルティ

おやつはタイミングを選んで与えよう

栄養学の面から見ると、猫にはおやつは必要のないものですが、爪切りや歯磨きなどのシーンでは猫の気持ちを落ち着けスムーズに手入れを進める手助けにもなってくれます。愛猫とのコミュニケーションを円滑にするためにも、量やタイミングを上手に選んで与えてみてくださいね。

佐野忠士先生

監修/獣医師 ペット栄養管理士 佐野忠士先生(酪農学園大学 准教授 )

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