猫と暮らす
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この豆類・乳製品、猫に与えてOK?NG?猫が食べてもいい・食べてはいけない豆類・乳製品
とうふ
尿石症の経験がなければ少量与えても
マグネシウムが含まれたニガリで作られているため、継続的に与えると尿石症の原因になる恐れが。過去に尿石症にかかっている猫や大豆アレルギーの猫にはNG。与えるならば小さじ1杯程度にしましょう。
枝豆
与える前に水洗いして
枝豆自体に問題はありませんが、塩茹でしていたら、さやから取り出して水洗いをした上で、2粒程度にします。食物繊維が豊富なため、お腹が弱い猫の場合、下痢をしたら与えるのを控えて。
そら豆
意外とミネラルが多く、注意が必要
そら豆は猫の腎臓に負担をかけるミネラルが豊富なので、できれば与えないで。猫が欲しがるならば、塩茹でしてさやから取り出したものを水洗いして、1粒程度にします。
牛乳(人用)
乳糖を分解できず、下痢をする猫もいるので控えめに
牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少ない猫(乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう))は、口にすると下痢をする場合も。尿石症の原因になるカルシウムも多いので、できれば与えないで。与える場合は、1日50ml程度にし、フードの量を減らしましょう。
ヨーグルト
無糖ならば、猫の体にいい
乳酸菌が腸内環境を整えるので猫の体によいものですが、与えすぎると下痢を起こす恐れも。与えるなら小さじ2杯程度にします。脂肪分も意外とあるので、ぽっちゃり猫に与えるのは控えましょう。
カッテージチーズ
カッテージチーズなら、消化にいいたんぱく質が
種類豊富なチーズの中でも、カッテージチーズには消化にいいたんぱく質が含まれています。また、ほかのチーズと比べ、塩分が少なめなので、小さじ2杯程度なら与えてもいいでしょう。
◯
少量なら与えても害はなく、たまに与える程度ならば大丈夫です。
△
与え過ぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守りましょう。
×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。 猫が食べると中毒を起こしたり、健康を害したりすることがあります。
オシッコの病気の猫はNG!
尿石症など、オシッコの病気にかかった経験のある猫は注意が必要です。
量の目安
記事中で、「与えるならば」と記載のある場合の分量は、体重4kg前後の標準的な体重の成猫を想定した目安です。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。与えてよい分量の上限まで与える場合、1日におすそ分けする食べ物は1、2種類までにしましょう。
その他の注意点
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛猫に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※記事内で「与えてはいけない食材」として紹介しているものが、猫用のフードに成分として含まれていることがありますが、食材そのままではなく、猫用に成分を調整するなど適切に加工されていますので心配ありません。
※問題のない食材でも初めて口にしたときは下痢をしてしまうことも。様子を見ながら、少しずつ与えましょう。
出典:ねこのきもち別冊「猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
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