猫と暮らす
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不妊手術をしていてもムラムラ!? 飼い猫の発情期って?
猫にとって浮き立つその気持ちの正体、それはいわゆる「恋」=「発情期」です。
飼い主さんは「うちの猫は去勢・避妊手術をしているから大丈夫!」とと思うかもしれません。しかし、飼い猫にも発情期のようなものはあります。そのとき猫はどう変わるのか一緒に見ていきましょう!
発情期を迎えると「オス」はこう変わる!
外を気にして出たがるようになる
室内でもマーキングしてしまうことが
外の猫を見てナーバスになりやすい
発情の時期はとくにその敵に過敏になるので、猫を見つけると唸ることが。このときはむやみに触れようとすると攻撃されるので、そっとしておきましょう。
同居猫や人の体に馬乗りする
発情期を迎えると「メス」はこう変わる!
落ち着きがなくなり、人にすり寄ることが増える
食欲が減り、やせる猫も
食べる量が減るのでやせることもありますが、性欲が高くなっているからか毛ヅヤはいいことは多いです。睡眠欲も減るので、活動時間が増えることも。
しっぽの付け根を叩いてとせがむ
“恋”のシーズンに飼い主さんがしてあげられることは?
飼い猫の気を紛らわしストレスを解消するために
- 毎日少しずつ遊んであげる
- 爪とぎ環境を充実させる
- ふだんは入れない場所を開放する
- 外が見やすい場所に行けないようにする
マーキング対策のために
- マーキング対策に、スプレー先をトイレに誘導する
などの対策をとって、愛猫のストレスを発散させてあげましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年4月号『春は猫もソワソワ、ワクワク猫の恋劇場』(監修:哺乳類学者 今泉忠明先生、獣医師 菊池亜都子先生)
撮影/尾崎たまき、小森正孝
※この記事で使用している画像は2018年4月号「春は猫もソワソワ、ワクワク猫の恋劇場」に掲載されているものです。
文/浪坂 一
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