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猫の「認知症」を予防しよう!脳を活性化する3つの生活習慣
ここでは、猫の認知症の症状、予防や治療につながる「脳の活性化」などについて解説します。
こんな行動はありませんか?
猫の認知症では、一般的にどのような症状がみられるのでしょうか。
以下に例をあげてみます。10才以上の猫にあらわれた場合は、認知症の可能性が高くなるので注意しましょう。
こんな行動が見られたら要注意!
- 名前を呼んでも反応しない
- 粗相をする、排泄場所を間違える
- 興奮しやすくなる、攻撃的になる
- 夜中に起きるなど、睡眠サイクルが変わる
- 特定の人や物を怖がる、不安がる
- あまり動かなくなる、毛づくろいをしなくなる
- 目的なくうろつく
- 物にぶつかるなど、周囲のことがわからなくなる
- 理由なく鳴き続ける
- 食欲が異常に増す、あるいは低下する
など
受診時は「行動を撮影する」
そのため、受診時には「もしかしたら認知症かも」と疑われる愛猫の行動を、ビデオ撮影して持参するのがオススメです。的確に行動を把握できるので、診断時にとても役立ちます。
認知症予防のためにできること
脳を活性化する3つの習慣
新しいおもちゃを与えたり、普段の遊びに変化をつけるなど、猫の生活に刺激を与えましょう。「おすわり」を教えるなど、猫に頭を使わせるのが効果的です。
2.適度に運動や日光浴をさせる
猫が適度に運動できるような環境を整えたり、遊びに誘うよう心がけましょう。また、十分に日光浴ができる場所を用意してあげてください。
3.目を見て話しかける、体をなでる
目を見て話しかけ、名前を呼びながら、頭から腰までやさしく体をなでましょう。猫が嫌がらなければ、マッサージをするのもおすすめです。
愛猫とのコミュニケーションを
愛猫とのコミュニケーションの時間を増やすことは、認知症の予防や改善につながるだけではなく、愛猫との絆を強める上でも大切なこと。名前を呼んで体をなでて、めいっぱいかわいがってあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2018年8月号『愛猫のこんな症状、もしかしたら認知症かも!?認知症チェックシート付き』(監修:日本動物病院協会(JAHA)認定獣医内科認定医 NPO法人小動物疾患研究所理事長 小宮山典寛先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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