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猫の体から「危険なニオイ」がする…考えられる原因とは?

愛猫と触れ合っているときに、「なんだか嫌な感じのニオイがする」と感じたことはありませんか? もしかしたらそれは、体に異常がある可能性があります。

今回は、猫から危険なニオイがするときに考えられる原因について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

猫の異常なニオイの原因

撫でられる猫
getty
飼い主さんは、愛猫のふだんのニオイをよく知っていますか? 何らかの異常があるときは、「変なニオイ=いつもと違うニオイ=異常」なのです。

ここからは、異常があるときに嫌なニオイが出やすいポイントごとに見ていきます。それぞれの対応策も書いているので、確認してみてください。

①耳

見上げる猫
getty
いつもと違ってキツイ感じのニオイがしたら、「外耳炎」の可能性があるでしょう。

対応策は?

外耳炎であれば治療が必要になります。気になるニオイや症状がある場合は、動物病院を受診しましょう。

②尿

「膀胱炎」のときには、いつもよりキツイ尿のニオイを感じるようです。「糖尿病」のときは、尿から甘いニオイがすることもあります。

対応策は?

速やかに尿検査が必要です。可能であれば尿を採取し、動物病院に持って行きましょう。尿が取れなくても病院で検査できる場合もあるので、一度病院を受診してください。

③お尻(肛門、肛門腺)

眠る猫
getty
通常は便とともに排出される「肛門腺液」。それがうまく排出されず詰まってしまい、化膿し、炎症を起こすことがあります。その際、肛門周りからキツイ感じのニオイがします。

対応策は?

動物病院で肛門腺の確認をしてもらいましょう。

④お尻(膣)

メス猫が「子宮蓄膿症」を患っているときに、膣から膿がでてキツイ感じのニオイがします。

対応策は?

動物病院で、レントゲンなど全身検査を早急に行いましょう。

⑤口

舌を出す猫
getty
大量の歯石がついていると、歯石の中の細菌が歯肉炎を起こし「歯周病」となります。痛みを伴い、キツイ感じのニオイの口臭を出します。

対応策は?

家庭でできる歯磨きや口臭予防、歯肉炎予防スプレーなどを使って日頃からケアしましょう。ひどい場合には、全身麻酔下で歯石除去も検討しましょう。

⑥内股や脇など

飼い主さんも気づきにくい場所に皮膚トラブルがあると、そこをなめ続けて「舐性皮膚炎」を起こします。その際、キツイ膿と炎症のニオイを発します。

対応策は?

病院で皮膚炎の確認を行い、消毒洗浄、内服薬、外用薬などの治療をしましょう。

⑦尾 

歩く猫
getty
「スタッドテイル」と呼ばれる尾の皮膚炎では、尾の付け根の分泌腺から皮脂が過剰に分泌されます。脂っぽくベタベタし、キツイ感じのニオイがします。

対応策は?

軽度の場合は、家庭でしっぽだけシャンプー剤などで洗いましょう。炎症がひどい場合は、病院へ。


ふだんから愛猫とコミュニケーションできる飼い主さんだからこそ、少しの異変にも早めに気づいてあげたいですよね。もし気になるニオイが愛猫からしたら、動物病院で診てもらうようにしましょう。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/nekomam
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