1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 飼い方
  4. 食事・水
  5. 【獣医師監修】猫に水が必要な理由は?飲まない理由はそのルーツにあり!

猫と暮らす

UP DATE

【獣医師監修】猫に水が必要な理由は?飲まない理由はそのルーツにあり!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あらゆる生き物に必要不可欠な水ですが、愛猫があまり水を飲みたがらないというお悩みをもつ飼い主さんも。猫に水が必要な理由から、猫が水を飲みたがらない理由や水にこだわる理由、飲水量を増やすためにもおすすめな自動給水器のランキングまで解説します。

猫に水が必要なのはなぜ?

スコティッシュフォールドのキキちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

活動量などにより個体差はありますが、猫が生きていくうえで1日に必要な水の量は、1kgあたり40~60mlだといわれています。たとえば体重が4kgの猫の場合だと、1日におよそ160~240ml必要という計算になります。

汗やオシッコ、ウンチなどでも排出される

汗やオシッコ、ウンチなどでも水分は排出されます。
猫は鼻と肉球にしか汗をかきませんが、鼻の汗はニオイを吸着させる役割があり、肉球の汗は滑り止めのためにも欠かせない要素です。
また、猫はオシッコで1日に必要な水分量の半分ほどの量を排出します。ウンチが生成されるときにも体の水分が使われており、水分を多く含む軟便や下痢が続く場合は特に、摂取する水分量に気をつける必要があるでしょう。

猫の体の60~70%は水分!

猫の体は、成猫の場合60~70%、子猫にいたっては実に約80%が水分で占められています。
このうち約3分の2は細胞内に含まれる水分で、残りの約3分の1は血液や組織間液などの水分です。
この水分量のうち、10%が失われるようなことがあると、猫は重篤状態となります。15~20%以上が失われる事態になると、最悪の場合死に至ることも。
特にシニア猫や肥満の猫は脱水状態になりやすいため、脱水状態になっていないかこまめにチェックしてあげましょう。また、健康な猫の場合でも出ていく水分量が増える夏場は注意が必要です。

猫があまり水を飲まない理由は?

チンチラのじりーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

現在の飼い猫のルーツは、半砂漠地帯に住んでいたリビアヤマネコだといわれています。その名残からか、猫は喉の渇きに対して鈍感な傾向に。人は5%程度の脱水でも強い渇きを訴えますが、猫はその程度であれば我慢できてしまうのです。
少々の脱水であれば、わざわざ隣の部屋まで水を飲みに行くことはしないため、猫が生活するすべての部屋に水飲み場を用意するなどの環境整備が大切です。また、必要な水分量をしっかり確保できているかどうか、飼い主さんが注意して見てあげましょう。

猫は水の種類や飲み方へのこだわりも強い

キジトラのクルルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫は水へのこだわりが強い動物といわれています。例えば、以下のように水の飲み方や種類にこだわる猫も多いようです。

  • 蛇口の水など流れる水を好む

  • 浴槽やシンクなどのたまり水を飲みたがる

  • 容器の底や縁などをなめながら飲む

  • 前足で水をすくって飲む

  • ぬるめの水を好む

猫がなぜこのような水へのこだわりを見せるのか、はっきりとした理由はわかっていません。
すべて人間の想像にすぎませんが、野生時代に半砂漠地帯で狩りをしながら暮らしていた名残や、警戒心が強く単独行動をとる習性によるものという説も。
また、子猫期に試してうまくいった飲み方にこだわっているという可能性も考えられます。

ねこのきもちユーザーに聞いた!自動給水器ランキング

ペルシャのあいちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

最後に、「ねこのきもちアプリ」ユーザーが選ぶ自動給水器ランキングをご紹介します。愛猫の水へのこだわりにこたえるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

自動給水器ランキング
1位ジェックス
ピュアクリスタル
ポンプで水を循環させながら、抗菌活性炭を使用したフィルターで汚れをろ過することで、きれいでおいしい水をつくる自動給水器。猫用は猫が水を飲みやすい山形になっており、飼育数や用途などに合わせて11種類から選べます。

>公式サイトはこちら
2位リッチェル
プレアクア キャットウォーターファウンテン
独自の浄水カートリッジを使用した、循環式自動給水器。猫が水を飲みやすいように、湧き出す水が斜面を流れるような形状に設計されています。サイズはS・Mの2種類。

>公式サイトはこちら
3位アイリスオーヤマ
ペット用自動給水機 PWF-200
活性炭入りフィルター付きの循環式自動給水器。アタッチメントを取り外しすることで、2通りの水流に切り替えることができます。

>公式サイトはこちら

猫の先祖が半砂漠地帯で生活し、環境に順応していった能力は、現在の猫たちにも大きく影響を及ぼしています。愛猫の健康のためにも、猫のこのようなルーツや習性を理解し、猫が好みやすい水場を用意して、適切な飲水量を確保してあげてくださいね。

ランキング/2020年1月「ねこのきもちアプリ」内調査(回答者数 323人)
※掲載商品はランクインしたブランドの一例を紹介しています。


監修/徳本一義(獣医師)
ペット栄養学会理事。日本獣医大学非常勤講師。大学卒業後、小動物臨床を経て、ペットフード会社で学術部門を担当。現在は、複数の獣医科大学の非常勤講師を兼任。ペットフード協会新資格認定制度実行委員会委員長。
徳本先生

CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る