猫と暮らす
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猫の目はどうして光るの? 獣医師相談室の先生に聞いてみた!
ねこのきもち獣医師相談室の先生にお話しを聞いてみました!
猫の目はなぜ光るの?
獣医師
「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)の猫は、暗闇でもよく見えるように『眼球』が大きく、光を取り入れる『瞳孔』も大きいのが特徴です。
また、光を感じる『網膜』の後ろには、『タペタム』という反射板がついているのですが、それには、わずかな光でも網膜に跳ね返すことができる性質があります。このようなタペタムの性質によって、猫は暗い所でもよく見え、人から見ると目が光って見えるのです」
猫の目はいつから光る?
獣医師
「生まれたばかりの猫はまだ目が開いておらず、生後10日ほどで目が開き始めます。子猫でも光を反射するタペタムは存在しているため、猫の目は子猫のころから光るでしょう」
猫の目のために気をつけたいこととは?
獣医師
「猫の瞳孔は明るいところでは細長く閉じ、暗い場所では大きな真ん丸になります。そのため、猫が暗闇の中にいるときにカメラでのフラッシュ撮影をすると、まぶしい大量の光が目に入るため、網膜を痛めてしまう危険がありますので注意しましょう」
取材・文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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