猫と暮らす
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スキンシップ不足の猫に見られる変化 問題行動を起こすことも…?
この記事では、スキンシップ不足が猫にもたらす影響について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
飼い主さんとのスキンシップが不足している猫が見せるサイン
「そうですね。猫ひとり、人ひとりで暮らしている場合、コミュニケーションをとれる相手は飼い主さんだけになりますので、飼い主さんにかまってもらえないと遊び相手はいないことになります。
人とのスキンシップを特に必要としない猫の場合は、ひきこもっているかもしれません」
「飼い主さんが家以外で仕事をしている場合、猫は飼い主さんが帰宅するまでやることがなく、寝ていることが多いと思います。
帰宅後から騒ぎ出すことが多いと思いますが、これは飼い主さんが帰ってくるのを待っていたということです。その後、甘えて抱っこをせがんだりする行動も、寂しさを表していると思います」
スキンシップ不足の猫に起こる影響とは
「たとえば、誤食などの問題行動が見られたり、自身を過剰に舐め皮膚炎になったりします。誤食の原因のひとつには、飼い主さんとのスキンシップ不足や、遊びが足りていないことも可能性として考えられます。
それ以外にも精神的なストレスにより、さまざまな身体的な問題がでてくる可能性もあります。
日中は仕事で忙しい飼い主さんもいると思いますが、帰宅してからスキンシップや遊びの時間をとってあげるようにしましょう」
「なかには、スキンシップをあまり好まず、静かにしていたい猫もいます。そういうコの場合は、こちらがスキンシップだと思っていることも逆にストレスになってしまいます。
そのコがどうするのを好むのか、飼い主さんはしっかり見極めて対応してあげてくださいね」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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