猫と暮らす
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口の中の痛みや心臓病が原因のことも 猫の危険な「よだれ」の見分け方
この記事では、猫の「問題のないよだれ」と「危険なよだれ」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の「よだれ」について
目覚めて活動しているときや緊張している際に活発に働く「交感神経」の作用でよだれの分泌量が減り、寝ているときやリラックスしているときに活発に働く「副交感神経」の作用で分泌量が増えます。
また、それ以外にも口の中の刺激や胃腸の不調に伴う吐き気、呼吸困難などの際には、よだれの分泌量がさらに過剰に増えることがあります。
下記でもう少しくわしく解説していきます。
猫の調子がいいときに見られる「よだれ」とは?
猫が不調のときに見られる「よだれ」とは?
- 重度の口内炎や歯肉炎による口内の痛みがある
- 歯の破折にともなう歯髄への細菌感染がある
- 根尖膿瘍などによる歯そのものの痛みがある
- 猫カリシウイルス感染症に伴う舌の潰瘍がある
- 電気コードをイタズラしてかじった際の感電事故に伴う舌のやけど
- 口腔内に腫瘍ができている
心配なよだれの症状が続く場合は動物病院へ
心配なよだれの症状が続くようであれば早めに動物病院を受診し、よだれが増えている原因を調べてもらいましょう。
取材・文/sorami
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