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【猫の飼い主さんへ】コロナ禍の今こそ気を付けたい 愛猫の「分離不安」

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人でも問題になることが多いメンタルヘルス(心の健康)。中でも、コロナ禍でのステイホームなど、飼い主さんの生活スタイルが変わったことで「分離不安」になる猫が増えてきている可能性が。「分離不安」の猫に見られる様子や対処法を知っておきましょう。

分離不安とは?⇒飼い主さんがそばにいないと不安になること

イラスト/カトウナミエ

愛着をもつ相手(飼い主さん)がそばにいないときに強い不安を感じることを、分離不安といいます。従来、社会性の高い犬と違って、猫は分離不安になることは少ないと考えられてきま
した。しかし、最近では猫も飼い主さんと親密な関係を築くようになっており、分離不安になるケースも。在宅が長く続いたあと、急に不在がちになることが引き金になる場合もあります。

どんな様子が見られる?⇒飼い主さんの不在中に異常行動をとります

画像/iStock、Getty Images Plus

分離不安の猫の特徴は、“飼い主さんの不在中に”、不安を落ち着かせようとして異常行動をとること。このときにとる行動は猫によって多岐にわたり、たとえば下記ような行動が見られます。
飼い主さんが出かける前に過剰に鳴く、甘えるといった様子があると「分離不安かな?」と心配になるかもしれませんが、留守中の行動に問題がなければ、あまり心配はいらないでしょう。

分離不安の猫に見られる行動

●脱毛や皮膚炎を起こすほど過剰な毛づくろいをする。
●布団の上などトイレ以外の場所で排泄する
●アーオ、アーオと大きな声で鳴き続ける
●ものをかじったり、壊したりする

愛猫を分離不安にしないためには?⇒しっかり信頼関係を築き、外出・帰宅はさりげなく

猫を分離不安にしないためには、日頃のコミュニケーションにおいて工夫が必要です。まず、飼い主さんがいなくなることに対して漠然とした不安を抱かせないよう、一緒に過ごすときに、しっかりと信頼関係を築くことが大切です。そして、外出時や帰宅時に飼い主さんが大げさなアクションをすると、かえって猫が不安になることがあるので、声掛けなどは少なめに、さり気なく振る舞うようにしましょう。

一緒に過ごすときは… 楽しく過ごして信頼関係を築いて

イラスト/カトウナミエ

じゃらしおもちゃなどで遊ぶほか、フードを1粒ずつゲーム感覚で与えるなど、しっかりとコミュニケーションをとって信頼関係を築いて。なでられるのが好きな猫なら、たっぷりとなでてあげて。

外出時・ 帰宅時は… 「さりげなく」を心がけ、お決まりパターンをやめて

イラスト/カトウナミエ

「行ってくるね」「ただいま」などの声かけは控え、さりげなく外出・帰宅を。また上着を
着る、マスクをつけるなどパターン化した行動は不安のもと。上着を着ても出かけないな
ど、たまに“パターン崩し”をするのも手。

分離不安かなと思ったら…⇒早めに獣医師や行動治療の専門家に相談を

愛猫が過剰な毛づくろいや粗相などの異常行動をしていることに気付いたら、早めに獣医師や行動治療の専門家に相談を。治療では、まずはそれが分離不安か、ほかのストレスによるものかといった原因をしっかりと見極め、それを取り除く環境改善などの提案をします。また、不安を和らげる投薬治療を行うことも。受診時は、できればメモ、写真、動画など、猫の問題となる様子がよくわかるものを持参して。

いかがでしたでしょうか?
コロナ禍はとくに、愛猫の「分離不安」に気を付けてくださいね。



参考/「ねこのきもち」2021年3月号『猫だって気を付けたいメンタルヘルス』(監修:帝京科学大学講師・動物看護師 小野寺 温先生)
文/Betty
イラスト/カトウナミエ
※この記事で使用している画像は「ねこのきもち」2021年3月号『猫だって気を付けたいメンタルヘルス』に掲載されているものです。

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