猫が好き
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ケガをした子猫を保護→ミルクも上手に飲めなかったコが成長した現在の姿にうれしくなる
飼い主さん:
「夫の弟が仕事中に何かが落ちたような音を聞き、様子を見に行くと血を流した子猫(ぽんずくん)が落ちていたそうです。その場にいた人たちのなかで、猫を飼った経験がある人が誰もいなかったようで、『猫を飼っている兄嫁なら対応できるかも!』と夫に連絡がきました」
連絡を受けたご家族は飼い主さんにこのことを伝え、すぐさまお二人で子猫のもとへと駆けつけたといいます。
飼い主さんが保護現場に到着すると……
「保護現場に到着すると、子猫は出血して衰弱していました。うずくまって動けずにいたのですぐに捕まえられ、その足で動物病院へ行き診てもらうことに。
道中では、さっきまでぐったりして動かなかった子猫が、一生懸命力を振り絞って威嚇していました。その姿を見て、『どうしたら安心してくれるかな』などと考えていたこと覚えています」
飼い主さん:
「母猫なのかほかの猫なのかわかりませんが、『襲われて逃げている最中に高い所から落ちてしまったのではないか』と言われました。わが家にはすでに猫がいたので相性などの心配もありましたが、このときはひとまず自宅へ連れて帰り、保護しようということになりました」
ぽんず4歳お誕生日🐱❤️
— ちょろことネコ3匹🐒🐱🐱🐱 (@chorokoSplatoon) May 8, 2024
4年前、怪我したぽんずを拾った日🐾
病院に向う車の中で精一杯威嚇してるベビーぽんず😭
病院の先生に「この子はもうダメかもって思ってました」って後から言われたぐらい一度衰弱したけど、持ち直して元気にすくすく育ってくれた😭❤️#保護猫 #猫 pic.twitter.com/umdzpxXNaA
飼い主さん宅に連れて帰ったあとのぽんずくんは?
飼い主さん:
「保護したあとはミルクをなかなか飲んでくれず、一時は体重も減ってしまいました。哺乳瓶も受けつけなかったので、シリンジで少しずつミルクをあげて何とかしのぎましたが……。
ミルクのお世話以外にも、排せつを補助してあげたり、気温や保温を気を付けたり、生きているか不安で夜中も何度も様子を見に行ったりと、大変なことは本当にいろいろありました」
先住猫との相性もよく一緒に暮らすことに
飼い主さん:
「ぽんずの成長が本当にうれしかったです。心配だった先住猫との相性も、先住猫がとても温和で優しい性格なのもあってか、問題なく一緒に暮らすことができました」
現在のぽんずくんの様子は?
飼い主さん:
「ぽんずはやんちゃでとにかく元気なコに成長し、毎日走り回っています。粗相(そそう)をしたこともないですし、おもちゃを投げるとくわえて戻って来たり、私たちが帰宅するとお出迎えしてくれたりと、とても賢くてかわいいです。私が泣いているときなんかは、そばに来て寄り添ってくれるんですよ」
「実は、ぽんずを保護したあと、もう一匹猫を保護しました。ぽんずたちはその猫とも仲よくしてくれて、私は3匹の猫に囲まれて毎日癒やされながら暮らしています」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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