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「前向きに生きてくれてありがとう」ふだん通らない道で保護した下半身麻痺の子猫→5年後の“元気な姿”に心が打たれる

飼い主さん:
「ふだんは通らない道を走行中、道路の端でうずくまっている子猫を発見しました。危ないので『助けなきゃ』と思い、安全確認をしたうえで助手席にいた娘が車を降り、子猫を抱き上げて車内へ戻ってきました」
お迎えした当初は大変なことばかりだった

飼い主さん:
「一番大変だったのは、排せつのお世話です。下半身に麻痺があったので、子猫の頃は自力で排せつできず、“垂れ流し”状態。オムツをしても脱げたりもれたりするし、圧迫やマッサージなどで排せつの介助をしていました。
でも、成長とともにまめちゃんが尿意を感じるようになり、自分でトイレへ行けるようになったんです。今でも自力排尿後に残りの尿をマッサージで出してはいますが、こうした変化はとてもうれしかったですね」
今では元気いっぱいに遊んでいるまめちゃん

飼い主さん:
「まめちゃんの成長で一番印象に残っているのは、下半身麻痺で後ろ足は突っ張ったままですが、上手にバランスを取り、歩くように前へ進めるようになったことです。
今ではぬいぐるみをくわえて投げたり、突っ張った足でもウサギ跳びのようにダッシュしたり、元気いっぱいに遊んでいますよ」

「また、ふだんのまめちゃんは超甘えん坊で“ママっ子”です。人見知りが強く、夫に慣れたのは保護から3年後……。実は肝臓の数値が高いのですが、まめちゃんが元気に暮らせるように、それだけを願ってともに生きていきたいです」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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