猫が好き
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警戒し合っていた新入り子猫と先住猫が、ピタッと密着! 尊い後ろ姿に「ほんわか〜」「幸せすぎてもらい泣き」
2匹の後ろ姿がなんとも可愛らしい一枚。飼い主さんに話を聞くと、撮影当時はシャチちゃんを家族に迎えてまだ数日しか経っていなかったとのこと。
当時の2匹について、飼い主さんは次のように話しています。
「シャチをお迎えしたとき、それまで温厚だった先住猫のモカは、シャチを威嚇して追いかけ回すようになりました。モカは保護猫で生後2日目に民家のガレージで保護され、その後は人と暮らしていたのでほかの猫と接した記憶がほとんどなく、驚いたのだと思います。
一方のシャチは、お父さん猫、お母さん猫、きょうだい猫とたくさんの家族の中で育っていたので、天真爛漫で物怖じをしない性格でしたが、自分より大きなオスの黒猫に出会い、追いかけ回されてさぞや怖かったと思います」
正面から撮影した写真は、まるで手を繋いでいるみたい?
そんな状況のなかで2匹のあの姿が見られたといい、飼い主さんは喜びでいっぱいだったと話します。
「冬の寒い日だったので、モカのお気に入りのクッションに温かい敷物を敷いて置いていたところ、最初にモカが乗っかりくつろいでいました。それからほどなくして、シャチが恐る恐るクッションに乗っかり、モカにぴったり寄り添っていたんです。
2匹は手を繋いでいるようにも見え、その姿がとても愛おしくて撮影しました。それまではモカがなかなかシャチを受け入れられず、鳴いたり追いかけ回して威嚇をしていましたが、このときはモカもおとなしくシャチを受け入れたように見えたので、とても嬉しかったことを覚えています」
シャチちゃんは3才5カ月に 現在の2匹の様子は?
「最初こそは先住猫としてモカがリードをとっていましたが、最近はシャチがやり返すことも多くあります。普段の生活はシャチが1階の窓際で外の様子を眺めながら楽しんでいるのに対して、モカは終日2階のベッドでごろごろしながら気ままに過ごしています。
モカはお腹が空くとゴハンを食べるために1階へ降りてきて、食べ終わるとシャチにちょっかいを出して“ニャンプロ”に発展。最初はやられっぱなしだったシャチも最近では体格もよくなり、モカと互角に戦えるようになりました。
モカがしっぽを巻いて逃げていく姿が情けなくもあり、可愛くもある日常の光景です」
「シャチとモカを我が家に迎えてから、自然と外出の頻度が減りました。それは、家族みんなが外にいても2匹のことが気になり、早く家に帰りたいと考えるようになったからです。四六時中、2匹のことを考えています。
2匹はそれくらい愛おしく、かけがえのない存在であると思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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