先住猫が亡くなった3カ月後、家の前で子猫を保護。すくすくと成長し6才に…！誕生日に飼い主さんが綴ったメッセージが胸を揺さぶる

今から6年前、X（旧Twitter）@ki_to_roeさんの家族は、自宅前の道路上にぽつんと佇んでいる生後1カ月ほどの子猫を見つけました。

目や鼻、被毛は汚れ、不安げな表情を浮かべている子猫。このまま見過ごすことはできないと感じた飼い主さん家族の家族は、考えた末、子猫を保護しました。

飼い主さん家族の手厚いケアを受けて、子猫はすくすくと成長。そうして6年経った今、見違えるほど健康的で愛らしい成猫になりました。猫の名前は、「ころ」ちゃん。飼い主さんに、ころちゃんとの出会いから現在に至るまでのエピソードを伺いました。

先住猫との悲しい別れ。突然、訪れたころちゃんとの出会い

ころちゃんをお迎えする前、飼い主さんのおうちには、キジ白の女のコ「とろ」ちゃんが暮らしていました。ところが、ある日、突然、とろちゃんは虹の橋へ……。飼い主さん家族は、深い悲しみに包まれました。

ころちゃんとの出会いは、辛い別れから約3カ月くらいたった頃に訪れたそうです。

飼い主さん：
「家のすぐ前、道路にいるところを家族が見つけました。前猫を亡くしてそれほど時間が経っていない頃の出会い。心の傷はまだ癒えていませんでしたが、家族で話し合った末、満場一致でお迎えすることしました」

こうして、飼い主さん家族のおうちに迎えられたころちゃん。少しずつおうちでの暮らしに慣れ、日に日に元気を取り戻していきました。

今では、外の様子を眺めることができる“お気に入りスポット”もできて、のびのびすごしているようです。

飼い主さん：
「小さい頃はケージですごしていました。遊ばせようとケージの扉を開けた瞬間、猛ダッシュ！その勢いたるや、ドッグランを走り回る犬のようでした。『もしかして猫ではなく、犬なのでは……？』と思ったことも（笑）。成長した現在は、家の中を自由に動き回っています」

誕生日を迎えたころちゃん。改めて、飼い主さんが思うこととは…？

5月10日、ころちゃんは6才の誕生日を迎えました。

飼い主さんは「ころちゃん……。今日で6才だね。小学校に入学したコが6年生になるくらいだよ。長いようであっという間……。まだまだ元気で長生きするんだよ」とのコメントとともにころちゃんの写真をXに投稿。これまでころちゃんと過ごした日々に思いをはせています。

飼い主さん：
「性格は、とてもワガママでおてんば。障子を破いたり、ぬいぐるみを攻撃したり、ブラシや爪切りなどをするときは拒否するなどはっきりと意思表示をしたりします。おとなしく遠慮がちな性格だった先住猫とは正反対。そばで見守りながら、自由にすごしてもらっています（笑）」

最後に、ころちゃんへの“思い”について伺いました。

飼い主さん：
「前猫が早逝したため、ただただ、健康でのびのびと長生きしてくれることを願っています」

写真提供・取材協力／@ki_to_roeさん／X（旧Twitter）
取材・文／佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

CATEGORY 猫が好き

2024/08/10 UP DATE