家の玄関前に現れた野良猫と家族に→8才の現在、家族の中心にいてみんなを癒す存在に！

猫との出会いは突然訪れることも。

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@kazu0729fさんの愛猫・アイビーくん（撮影当時、推定1才）のエピソード。こちらの写真は、飼い主さんが野良猫だったアイビーくんを保護したときに撮った一枚です。

飼い主さんによると、2017年11月のとある日の夜に、アイビーくんが突然家の玄関前に現れたのだとか。アイビーくんとの出会いについて、飼い主さんは次のように振り返ります。

飼い主さん：
「自宅の前に突如現れて、ずっと鳴いていたんです。我が家には先住猫がいたため、新たに猫を飼うつもりはありませんでしたが、アイビーは次の日も家の近くから離れずスリスリしていて……。

『保護して飼い主になってくれる人を見つけてあげよう』と決めたのですが、アイビーのあまりの可愛さにうちでお迎えしたいと思い、数日後には我が家の大事な飼い猫になったんです」

飼い主さんはアイビーくんを保護して、すぐに動物病院に連れて行ったそう。保護当時のアイビーくんは脱水症状がひどく、命の危険性があったといいます。

動物病院でさまざまな検査をし、治療を受けたアイビーくん。獣医師からは「おそらく1才くらいだろう」と言われたそうです。

アイビーくんは8才に！　どんなコに成長した？

突然の出会いから7年が経過し、アイビーくんは8才になりました。出会った当時は2kgだった体重も、8kgまで増えてたくましい体つきに！

保護当時の写真と比べると顔つきもより穏やかになり、アイビーくんが飼い主さんの家でスクスクと育っていったことがよくわかりますね。

マッサージしてもらうアイビーくん — 優しくマッサージしてもらってうっとり顔に！

そんなアイビーくんは、みんなから「アイちゃん、アイちゃん」と言われて愛されているそうです。

飼い主さん：
「保護当時から人懐っこい猫でしたが、たくさんの愛情をもらい人が大好きな猫になりました。とても温厚で誰とでも仲良くでき、シャーと威嚇することも引っ掻くこともありません。

人が来れば『ニャー』と鳴きながら近くに行ってスリスリするので、宅配業者の方などにも可愛がられています。また、ブラッシングとマッサージが大好きですぐに寄ってきますね」

「うちに来てくれて本当にありがとう」という気持ちでいっぱい

アイビーくんと一緒に、癒し溢れる日々を過ごしている飼い主さん。アイビーくんは常に飼い主さんたちの行動を見ているそうで、「ビー玉のような大きくて可愛い瞳で見つめられたときに癒される」とのこと。

いつも家族のそばに寄り添ってくれるアイビーくんへ、飼い主さんはこんな思いを語っています。

飼い主さん：
「先住猫のリンが虹の橋を渡ったときはペットロスになりましたが、アイビーが救ってくれました。名前を呼ぶと元気にニャーと返してくれる可愛いアイビーがいてくれるだけで、家族みんな幸せに過ごせています。

アイビーには、『うちに来てくれて本当にありがとう』という気持ちでいっぱいです。これからも大好きなアイビーが家族の中心にいて、いつまでも元気いっぱいに過ごしてほしいですね」

写真提供・取材協力／@kazu0729fさん／X（旧Twitter）
取材・文／雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。