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猫へ日ごろの感謝を伝えたくなる!"互いを思いやる"猫と家族のストーリー

猫好きファン多数の猫漫画から絵本登場!

猫を飼っている人や、猫が好きな人に絶大な人気を誇る 猫漫画「ペン太のこと」はご存知ですか? その作者、片倉真二さんの新刊絵本「ねこがくれた5571日」が2019年のねこの日(2月22日)に発売されました。
「ねこがくれた5571日」片倉真二著
片倉先生の猫漫画は、ねこWeb編集室でもファンが多く、漫画に登場する猫たちの表情やしぐさがかわいいだけでなく、一緒に暮らす家族(飼い主)と猫たちのやりとりに、思わず笑ったり、泣いたり、だれもが夢中になる猫漫画なだけに、今回の絵本も心待ちにしていました。

登場人物は、「はむ」とたったひとりの「主君」(飼い主さん)の1匹+1人という実話に基づいたお話。
この「はむ」は通称"はむやん"と呼ばれ、猫漫画「ペン太のこと」にもよく登場していたんです!

はむやん

ロシアンブルーのブルーの目が印象的な「はむやん」こと「はむ」
©片倉真二/講談社
そして、こちらはリアル「はむやん」
©片倉真二/講談社
片倉さん曰く、ちょっと神経質で甘えんぼで草食系な「はむやん」。
片倉さんの担当編集の方も、何度も片倉先生宅にお伺いしても、なかなか「はむやん」に会うことができなかったそう。

その「はむやん」の唯一の「主君」であり大好きな人とは、絵本にも登場する片倉先生の奥さまなんだそうです。
©片倉真二/講談社

1匹の猫とひとりの"絆"のお話

絵本の中には、片倉先生目線での"奥さまと「はむやん」との微笑ましいやりとり"がいっぱい。なんとも愛情溢れる数々のシーンに胸があたたかくなりました。

奥さまがひざを2回たたくと、それは『一緒に行くよ!』の合図らしく、「はむやん」はこの合図があると、奥さまについていくんだそうです。
かわいすぎる!!!
©片倉真二/講談社
そんな、「はむやん」との暮らしも15年経ち、お別れの時がきます。

最後まで、大好きな大好きな「主君」のことを思っている「はむやん」の姿と、その「はむやん」の気持ちに気づいて感謝する奥さま(主君)の絆に、深く感動するも、ちょっとうらやましく思えてなりませんでした。
©片倉真二/講談社

家族になるということ、一緒に暮らすということ

猫と一緒に暮らすということ、それはすなわち「家族」になるということ。
心をお互いに通わせ、思いやる。。。そんな大切なことに気づかせてくれる1冊でした。

はむやん、ありがとう!!!!
©片倉真二/講談社
最後に、ねこのきもちWEB MAGAZINEで連載された「担当編集が語る ペン太のこと至極の一話」から、「はむやん」のエピソードをご紹介しますね。
一緒にお楽しみください。


『ねこがくれた5571日』 片倉 真二 (著)|Amazon

©片倉真二/講談社


文/ねこのきもちWeb編集室
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