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いくらあれば安心? 猫の医療にかかるお金のこと

愛猫にはいつまでも元気でいてほしいものですよね。ですが突然体調不良に陥いることも、病気を発症するリスクもゼロではありません。もしものときにどのくらいのお金が必要になるのか、「ねこのきもち作り隊」の88名へのアンケート結果から検証していきます。

1:動物病院での治療費

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病気の症状や持病の有無でも差が出るのが治療費です。今回、持病のありなしで平均額を出してみたところ、持病なしのケースはひと家庭平均7,233円/年、持病ありの場合はひと家庭平均29,966円/年という結果になりました。(※保険加入者は保険適用後の金額を回答)
愛猫に持病があるケースでは、継続的に治療費がかかります。

動物病院での治療は自由診療のため、同じ診療内容でも動物病院によって価格がまちまちなのだそう。治療費は高いけれどサポート体制がしっかりしている、また治療を受けやすくしたいので治療費を低めに設定しているなど、その動物病院によってさまざまです。飼い主さんが納得できる治療をしてくれる病院をリサーチすることが大切です。

2:ワクチン接種の費用

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猫の病気は、ワクチンによって予防できるものもあります。そのため愛猫の健康を考えるなら、年に一度のワクチン接種は受けておきたいところです。ワクチンの費用は1匹あたり平均4,661円/年と出ました。
ワクチン接種と同じタイミングで受けている人が多いノミ・ダニ予防は1匹あたり平均5,179円/年でした。

いずれも動物病院で受けられるもので、ノミ・ダニ予防に関しては効果の高い動物用医薬部外品を処方してもらえます。病気の予防につながる出費は惜しまず、効能重視で対応するのが賢明です。

3:健康診断料と去勢・避妊手術費用

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一年に一度は健康診断を受けることで、愛猫の健康状態を把握したり、病気の早期発見ができたりと、健康を保つために大きな役割を果たします。アンケート結果によると健康診断にかかった費用は1匹あたり平均5,290円/年でした。

去勢・避妊手術はオスとメスで手術内容が異なるため、本来メスの避妊手術のほうが割高です。今回は性別を問わず去勢・避妊手術にかかった費用の平均を算出したところ1匹あたり15,462円でした。住んでいる自治体から去勢・避妊手術に対して助成金が支給されることもあり、実際の負担額が軽減されたという声もありました。

日頃から資金準備をしておくと安心

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病気や体調不良は、常々気を配っていてもある日突然やってくるものです。いざというときに、お金の心配をせずに愛猫の治療が進められるよう、出来る範囲で備えておけるといいですね。
参考/「ねこのきもち」2019年1月号『猫との暮らしでかかるお金はいくら?CAT計簿』(監修:ファイナンシャルプランナー 「ペット相談センター」代表 大内優さん、Pet Clinic アニホス院長 弓削田直子先生)
文/紺道ゆあん
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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