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愛猫とのコミュニケーションは一方通行? 留守番中のししまるとの話【連載】渋ネコししまるさん #67

少し前のことですが、「びゅうたび」さんの取材で、宮城県の田代島へ行ってきました。
田代島はたくさんの猫が住んでいることで有名な島です。
田代島の猫。他の島猫は「びゅうたび」の旅行記でご覧ください。
今回の取材は1泊2日で、2日目に田代島へ。
自宅から宮城県までは新幹線を使うとあっという間でした。
こんなに短い時間で行って、見てまわって、帰ってこられるなんて、なんて近いんだと思います。

しかしその反面、ししまるとまる1日離れると思うと、この距離も遠く感じてしまいます。
猫の寿命からすると、人の1日は猫にとっての5日分。
そんな風に考えると、長い時間留守にしてしまうなあ…なんて。
「気をつけて行って恋」
田代島の猫たちとの出会いにワクワクしつつも、ししまるに会えない寂しさを感じる夜には、WEBカメラ付きの自動給餌器が大活躍。

家の様子を確認できるだけでなく、遠隔でごはんをあげたり、音声を聴いたり…。
さらに、こちらから声をかけることもできるのです。
声がけ中。猫だけじゃなく息子もやってきました。
ですので、いつも旅行前には自動給餌器の点検は欠かせません。
まずは電源やごはんの残量をチェック。
そして、カメラの前にししまるのお気に入りを集めます。
これは、カメラにうつる範囲に、なるべく長くししまるに滞在してもらうためです。
確認中に早速トイレ
とはいえ、いつ見てもいるわけではないので、カメラ越しのししまるに会いたいならやっぱりごはんの時間が確実です。
その日はごはん時間の30分前にのぞいたのですが、ししまるはすでにごはん入れの前でスタンバイしてました。
こんな姿を見たらあげないわけにはいかず、つい前倒しであげてしまったのでした。
また、ひとりで外泊する時は、妻がししまるの写真を送ってきてくれるので安心です。
臨場感あふれる写真を見ると、ついニヤニヤしてしまいます。
その手に触れたいっ
背中で語る「帰って恋」
あっという間の1泊2日の旅を終えて家に戻った私は、帰って早々にししまるの頭をくしゃくしゃに撫でまわしました。
ししまるはちょうどごはん前だったため、「ごはんくれ!」の気持ちもあって、足にスリスリして熱烈に歓迎してくれました。
これが、ごはんを食べた後だったら、「はいはい…」とクールな表情でちょっとだけあいさつをする程度だったかもしれません。

ししまるのごはん時間を考えて帰宅時間を調整してしまう私は、すっかりししまるの下僕なのでした。
「にゃぬっ!お土産がないっ!?」

登場人物の紹介

Taco(たこ)プロフィール

東京在住の漫画家・イラストレーター・キャラクタデザイナー。
「ちいさな猫を召喚できたなら」「3匹のちいさな猫を召喚できたなら」「ぷっちねこ。」(徳間書店)など、好評発売中。「ちいさな猫を召喚できたなら」は重版後、韓国版・インドネシア版も発売。今年は中国版が出版。
現在、Web上では不定期に新作漫画を更新中。詳しくは以下のSNSへ。
・Instagram
 Tacoのインスタ: @tacos_cat
 ししまるのインスタ: @emonemon
・Twitter@taco_emonemon
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