公益財団法人どうぶつ基金により毎年行われている「いのちつないだワンニャン写真動画コンテスト」。行政から譲渡された犬や保護猫などが対象のコンテストですが、今年も素敵な写真がたくさん集まったようです。入選作品の中から猫の写真4枚をご紹介します!
「我が家の王様」~震災の翌日に生まれた猫。
この猫は、熊本で保護されたお母さん猫から生まれたという珀ちゃん。生まれたのは震災の翌日だったのだとか。現在の飼い主さんのもとに来たときは緊張していたそうですが、4才になった今では、このとおり無防備な姿でリラックスしています。「我が家の王様になっています」との作品メッセージにほっこり。珀ちゃん、よかったね!
「やぁ!」~傷を受けた猫。今ではまん丸ボディに!
「やあ!」と、まるで挨拶をするように前足を上げるこちらの猫。生後3ヶ月くらいで保護されたときにはちっちゃくて細く、そのうえ大きな傷も受けていて、飼い主さんはとても心配したそうです。作品メッセージに「お喋り好きのまん丸ボディに育っております」とあるように、今ではこのとおり元気な姿に。幸せそうにくつろいでいますね!
「見つめる先に」~捨て猫が、我が家のアイドルに!
何かお願いごとでもしているように、澄んだ瞳で上を見上げている猫。まだ生まれて間もないときに、動物病院の横に捨てられていたのだそうです。「今では我が家のアイドルになりました」との作品メッセージに、胸の中がじんわりとあたたかくなりました。飼い主さんに可愛がられて、うんと幸せになってね。
「夢の中でも一緒」~兄妹そろって保護された子猫。
そして最後は、赤ちゃんのときに兄妹そろって保護された、ギャビーちゃんとカブーンくんの写真。寄り添って眠る姿がいじらしくて、心を打たれますね……! 二匹とも毎日たくさんミルクを飲んでスクスク大きくなり、素敵な里親さんにも恵まれたのだそうです。
この写真を撮影したTwitterユーザーのドン・ぶっちゃさん(@docma1212)に、そのときの気持ちをお聞きすることができました。
撮影者:ドン・ぶっちゃさんのコメント
「この子達は目が開く前から保護していた保護猫だったので、兄妹で里子に出てずっと一緒にいれたら良いなという想いで撮影しました。今は里親さんのお家で二匹で毎日ヤンチャしています。保護の経緯や成長記録は #セカンドチャンス・ベイビーズ のタグでupしています」
兄妹のその後が気になるという方は、ドン・ぶっちゃさんのアカウントや、 #セカンドチャンス・ベイビーズ のハッシュタグをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ここでご紹介した写真以外にも、このコンテストには素敵な写真がいっぱい! 応募作品を使った2021年カレンダーの取り扱いもあるそうですよ。やさしい気持ちにあふれてる、そんな写真がずらりとならんだコンテスト。ぜひご覧になってみてくださいね。