猫が好き
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パパにしがみつく姿が可愛い子猫、野良時代に過酷な経験も…「助けてもらえてよかった」と思える姿
Instagramユーザー@chatoranomyaoさんの愛猫・みゃおちゃん(♂・0才)も必死な姿を見せてくれたのですが、その様子に思わずキュンとしてしまうんです!
お風呂場に連れて行かれて…

表情とお手てから必死さが伝わる

必死な姿にキュン

ふだんとのギャップもたまらん!
そんなみゃおちゃんは元野良の子猫で、小さな体でひとりぼっちでいたところを飼い主さんご夫婦に見つけてもらったのだそうです。
仕事帰りに、植木の中で「みゃお〜んみゃお〜ん」と鳴いている子猫を発見
しばらく子猫の様子を見守った飼い主さんご夫婦は、心配しつつも一度帰宅することに。しかし、子猫のことが心配で頭から離れなかったといいます。
そして、翌日の天気予報が雨だと知ると、「まだ子猫がいたら今度は保護しよう」と、ダンボールを持って再び子猫のもとに向かったのでした。
再び子猫を探しに行くと…
猫を飼うことが初めてだった飼い主さんご夫婦は、もちろん子猫を保護するのも初めての経験。夜だったので動物病院もやっておらず、ひとまずコンビニで猫缶を買って子猫に与えてみると、よほどお腹が空いていたのか警戒しながらも勢いよく食べたのだそうです。
泥で汚れている体を洗ってあげると、驚きの事実が!
すると、お腹の汚れは粘着剤によるものだったことが判明します。先生によると、「ネズミ捕りの罠などに引っかかったのではないか」とのことでした。
そこで家に帰り、粘着剤をとるための対処として小麦粉をベトベトのところへ練り込み、ほぐしてバリカンで毛をカットしたのだそうです。
「これがまた大変な作業で、2時間程やっていました。子猫は、すべてを諦めたかのような表情をしてじっとしていましたが、やっている間にウトウトしてきて寝てしまいました。
男のコだったのですが、お腹の毛をバリカンでカットして毛がなくなった子猫を見たとき、『これじゃお嫁にいけないかもしれない…』と思い、そのときにうちでこのまま迎えようと決心しました。
もともと猫が大好きで、『いつか縁があれば猫を迎えたい』と思っていましたが、本当に突然だったので…保護した当初はまだ何も用意もなく、猫を飼った経験もなかったので、保護ボランティアさんに相談しようとも考えていました。でも、今思えばこれが縁だったんだと思います」
出会った頃からは想像できない、甘えん坊なコに!
でも、みゃおちゃんと根気強く向き合い続けると、保護して4日目には、みゃおちゃんはゴロゴロと喉を鳴らしてくれるまでになったのだそう。
「突然大きな人間に捕まって、すごく怖かったんだと思います。危険なことをしないとわかってくれてからは本当に甘えん坊になりました」
「朝起きると、みゃおは喉をゴロゴロ鳴らしながら顔、とくに鼻のあたりをベロベロ舐めて甘えてきます。ベロがトゲトゲしているので顔が痛いですが…(笑) かまってほしいときは、『みゃあみゃあ』とよくお喋りします。
どの猫ちゃんもそうかもしれませんが、肉球が香ばしくていいニオイがするんですよ。寝ているときに肉球に顔を近づけてニオイを嗅ぐのが至福です。あと私は、みゃおのぷっくりしたマズルが大好きです!」
みゃおちゃんがいる生活が当たり前に
「すっかりみゃおがいる生活が当たり前になりました。みゃおがいない生活なんて今は考えられません。 気づけばいつもそばにいて、遊ぶときは全力で遊んで。ときにどんくさい行動で私たちを笑わせてくれます。
みゃおが元気に過ごしてくれるだけで幸せだなと思いますが、とくに安心してスヤスヤ眠っているところをみると『本当にうちに来てくれてよかったなぁ』と感じます」
みゃおちゃんの成長の様子は、ぜひ飼い主さんのInstagramでチェックしてみてくださいね!
取材・文・構成/雨宮カイ
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