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「猫のモノは、猫のモノ」。私の物も、やっぱり猫に捧げてしまうお話【連載】渋ネコししまるさん #98

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編集部Yさんからお便りが届きました。「実家の猫は、私の場所全部が自分のモノだと感じている」とのこと。清少納言が聞いたら「なまめかしき(優雅で美しい)」と表現したであろう猫らしい猫様ぶりです!

渋ネコ、こと、猫様、こと、我が家の王、こと、ししまる。

我が家の猫様ししまるは、渋顔のせいで何かを言いたそうに見えるものの、”自分のモノ”とアピールすることはそれほどありません。しかし「人のモノは、ししまるのモノ。ししまるのモノは、ししまるのモノ」が、我が家のモットー。

私はししまるが寝ている間に、そのふかふかの手をにぎにぎして、忠誠を誓います。ししまるは私の手から自分の手を引き抜き、上に重ねてきます。その姿は、騎士の叙任式のようです。

そんなわけで、ししまるが席を譲って欲しそうだと感じたら、私はすぐさま席をゆずります。王に従うのが、騎士たる私の役目。ししまる王は、のびのびしてからよっこらせと玉座に腰を下ろし、瞬き目づかいで”大儀であった”と私をねぎらいます。こうしてししまるが希望する場所は彼の優先席になるのです。猫に優しい平和な王国です。

我が家の平和は、ししまるが守る。

アピールされても絶対に譲らないのは「食」。

できることなら、ししまるが好きなものをおなか3倍は食べさせてあげたい!!と心から思うものの、決まった時間とたまのおやつ以外でししまるの願いが叶うことはありません。

ししまるは、熱い風呂につかる江戸っ子のようなしわしわ顔でこちらをチラチラ見てきますが、”健康第一”を変更することは出来ないのです。

今日もまた、ししまるに忠誠を誓う私。このおかしな主従関係は、博愛か慈愛か恋愛か、はたまた偏愛か…。

でも一つだけ言えることは、ししまるの配下で良かったということ。猫はいてくれるだけでありがたいのです。
ししまる王、万歳!

「税金?おさかな1匹ね」

Taco(たこ)プロフィール

東京在住の漫画家・イラストレーター・キャラクタデザイナー。
「ちいさな猫を召喚できたなら」「3匹のちいさな猫を召喚できたなら」「ぷっちねこ。」(徳間書店)など、好評発売中。「ちいさな猫を召喚できたなら」は重版後、中国版・韓国版・インドネシア版も発売。
現在、Web上では不定期に新作漫画を更新中。詳しくは以下のSNSへ。
・Instagram
 Tacoのインスタ: @tacos_cat
 ししまるのインスタ: @emonemon
・Twitter@taco_emonemon

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