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マッサージ効果も!長い毛の猫には試して欲しい 「猫に負担をかけないブラッシング方法」

短毛でも長毛でも、愛猫がふわっふわでいるのは嬉しいですよね。
毎日の愛猫の毛のお手入れは正しいのか、悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか?

とくに長毛種の場合、ブラッシングが行き届いていないと、せっかくのふわふわの被毛がボサボサに。

そこで今回は、猫に負担をかけずに行えるブラッシング方法を、画像付きで詳しくご紹介します!

ブラッシングの前に下準備♪

スプレーされる猫
猫に負担をかけずにブラッシングをするには、できてしまっている毛の絡まりをほどきやすくしたり、静電気が起きてさらに毛が絡まるのを防いだりといった下準備が肝心です。

使うのはこのグッズ!

スプレー

スプレー
市販のブラッシングスプレーです。毛玉がほどきやすくなるため、毛玉とその周辺にふきかけておきます。また、全身にふきかけ軽く湿らせることで静電気を予防する効果も。ブラッシング中もこまめにスプレーするとよいでしょう。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシ
猫用の目が細かいスリッカーです。おおまかな毛の絡まりを解消するために使用します。

コーム

コーム
仕上げに使うコームです。刃先で皮膚を刺激することで、血行促進につながるマッサージ効果も!
下準備ができたら、早速ブラッシング方法をみていきましょう。

1.背中~お尻の毛をとかす

毛をとかされる猫
まずは、猫が警戒しにくい背中から始めましょう。毛をかき分けるようにしながら、スリッカーでとかしていきます。外側に向かってとかすときは、写真のように指の背でスリッカーの柄の付け根部分を支えるようにすると◎

2.お腹~脇下をやさしくとかす

お腹をとかされる猫
続いてお腹から脇下のケアへ。猫の様子を見ながら腹部を上に向け、お腹から脇下の部分にスプレーをし、スリッカーをかけていきます。とくに腹部は毛も皮膚も柔らかいため、優しく当てるのが猫に負担をかけないポイント♪ もし嫌がるようであれば、無理をせずに一時休止しましょう。

3.仕上げにコームでとかす

コームでとかされる猫
部分的なケアが終わったら、仕上げに全身をコームでとかしていきます。ほとんどの抜け毛はスリッカーで取ることができますが、体についている細かい抜け毛を取るにはコームが便利です。毛玉の原因にもなるため、ざっくりとかしてあげましょう。

ふわふわ猫ちゃんの完成♡

毛がごっそり取れた猫
下準備と丁寧なケアのおかげで、ふわふわな猫ちゃんの完成です♡ 毛がごっそり取れて、猫ちゃんも体が軽くなったのではないでしょうか?

毛玉が見つかった場合は特別なケアを!

お手入れの前や最中に毛玉が見つかったら、ブラッシングスプレーを毛玉とその周辺にふきかけ、毛玉をほどきやすくしてから特別なケアを。まずはスリッカーで毛先から少しずつとかし、絡まりがほどけたら仕上げにコームで根元からとかしていきます。毛が引っかかる感触がなくなるまで、同じ工程を繰り返していきましょう。
ちなみに、足の付け根や顔周り、しっぽの付け根などは毛玉ができやすい部分なので要注意ですよ!
体に触れながら行うブラッシングには、単に抜け毛のケアというだけでなく、愛猫との大切なスキンシップの時間となったり、病気の早期発見につながったりなどといったメリットもあるのです。愛猫に嫌がられることのないよう、負担をかけないブラッシングを実践し、愛猫がいつも健康でかわいくいられるようにしてあげたいものですね♡
参考/「ねこのきもち」2016年5月号『汚れや抜け毛が気になる季節、愛猫をビューティー&ダンディーに!おうち猫エステしてみませんか?』(監修:猫専用トリミング&ホテル「CATオアシス」オーナー ちば愛犬動物フラワー学園講師 花島秀俊先生、日本ペットマッサージ協会理事長 かまくらげんき動物病院院長 石野孝先生)
文/mieux
構成/ねこのきもちWeb編集室
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