猫と暮らす
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「コロナでもノラ猫は自粛しない」感染予防しながらの譲渡会と啓蒙活動~さぬき動物愛護センター「しっぽの森」~
※記事内容はすべて、2021年6月10日現在のものです。
参加人数を制限して譲渡会を実施
センターでは週2回(水曜日と日曜日)に、譲渡を希望される人を対象に譲渡前講習会を開催。講習会のあとには、譲渡会を開催し、保護猫とのマッチングを行います。日によっては保護猫がいないこともあるので、その場合は、後日、センターのホームページに掲載される保護猫を確認してもらい、再度センターに来て、個別にマッチングを行い、家に迎えられるかどうかを判断してもらいます。
「現在は新型コロナウイルス感染予防の観点から、1回あたりの参加人数を制限している状態です」と次長で獣医師の粂川美千代さん。
センターから譲渡する猫には、すべてマイクロチップを装着するとともに、手術適齢期の猫については不妊手術を実施。適齢期前の猫については県内の動物病院で使用できる助成クーポンを交付し、手術を実施してもらうようにしています。
「猫の飼い方教室」を積極的に実施
「猫の飼い方教室」では、センターが開所した経緯から始まり、香川県の現状(猫の収容数・殺処分数・譲渡数など)や実際に寄せられる苦情なども具体的に紹介。まずは身の回りにいる猫を知ることから始まります。
「猫を飼っている方にもそうでない方にも、猫の適正な飼い方を学んでいただいています。そのうえで、猫を迎えたり、猫と共生したりするには、それなりの責任が伴い、知識も必要ということをお伝えしています」(粂川さん)。
写真提供/さぬき動物愛護センター
文/ハナマサ
※この記事で使用している画像は2021年8月号『ねこのために何ができるだろうか』に掲載しているものです。
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