猫と暮らす
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中核市だからこそできる動物愛護事業を追求~千葉県柏市~
※記事内容はすべて、2021年8月10日現在のものです。
市民の声をダイレクトに事業に反映したい
「猫が好きな方、苦手な方、双方の気持ちに寄り添いながらの対応はときに難しくもありますが、そのような市民の皆さんの声をダイレクトに事業に反映できるのが中核市のよさでもあります。中核市ならではの独自のサービスができるよう心がけています」とは、柏市動物愛護ふれあいセンター(以下、センター)の職員、大嶽由季子さん。
厳しい声に耳を傾け、問題解決をしていくのはかなりハードそうですが、「センター長が掲げる‶殺処分しない施設″という力強いスローガンがモチベーションです」と職員の落合さんは語ります。
職場に意識改革が生まれ、徐々に市民やボランティアの方々と信頼関係が築けるようになっていったそうです。
”殺処分しない施設”は市民の身近な場所に
一方、センターは、広報誌での譲渡会の告知、譲渡会場の提供とあくまでサポートに回り、市民が主役の、‶市民による市民のための譲渡会″を行うことができました。
施設内に猫とふれあうことのできる部屋を設けたり、「猫の飼い方」などの講座を定期的に開催しています。
ぜひ、お近くにお住まいの方は一度行かれてみてはいかがでしょうか?
写真・文/後藤さくら
構成/ハナマサ
※この記事で使用している画像は2021年10月号『ねこのために何ができるだろうか』に掲載しているものです。
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