猫と暮らす
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猫が「なでてほしい」ときに見せるサインは? 喜ぶ対応&NG対応を解説
猫は「なでてほしい」と思っているとき、飼い主さんにサインを送っているかもしれません。どのようなしぐさや行動が見られるのか、ねこのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。
猫の「なでてほしい」のサインは?
——猫はどのようなときに「なでてほしい」と思うものですか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫は優しく穏やかに接してくれる人と一緒にいると、子猫のような気分になります。そんなときに、なでてもらいたい気持ちになるでしょう」
「猫は優しく穏やかに接してくれる人と一緒にいると、子猫のような気分になります。そんなときに、なでてもらいたい気持ちになるでしょう」
——猫はなでてほしいときに、どのようなサインを見せていますか?
獣医師:
「なでてほしいなどの甘えたい要求があるときには、飼い主さんに自分からすり寄ってアピールする行動が見られます。
また、甘えのサインとしては…
「なでてほしいなどの甘えたい要求があるときには、飼い主さんに自分からすり寄ってアピールする行動が見られます。
また、甘えのサインとしては…
- 飼い主さんの上にのる
- じーっと見つめる
- コロンとおなかを見せる
- 前足をふみふみする
- のどをゴロゴロと鳴らす
といった行動が見られるでしょう。
猫にとって飼い主さんが安心できる存在で、ふだんから心を許し信頼関係がある場合に、猫は愛情表現として甘える行動やしぐさを見せます」
猫にとって飼い主さんが安心できる存在で、ふだんから心を許し信頼関係がある場合に、猫は愛情表現として甘える行動やしぐさを見せます」
猫が甘えてきたときの飼い主さんの対応は?
——猫が甘えてきたときは、どのように対応してあげると喜びますか?
獣医師:
「猫が甘えてきたら、優しく声をかけてあげたり、なでてあげましょう。また、一緒に遊んであげたり、おやつなどを与えるのも、コミュニケーションとしていいと思います。
ただし、バランスをとりながら応えてあげることが大切です。猫の愛情表現にあまりに応えすぎると、猫からのアピールが過剰になることもあるので注意しましょう」
「猫が甘えてきたら、優しく声をかけてあげたり、なでてあげましょう。また、一緒に遊んであげたり、おやつなどを与えるのも、コミュニケーションとしていいと思います。
ただし、バランスをとりながら応えてあげることが大切です。猫の愛情表現にあまりに応えすぎると、猫からのアピールが過剰になることもあるので注意しましょう」
猫が喜ぶなで方のポイントは?
——猫をなでてあげるときは、どのようにすると喜びますか?
獣医師:
「猫をなでるときは、体の気持ちいいところを優しくなでてあげると安心して喜びます。たとえば、顎の下や鼻筋、額などをなでてあげてみてください。猫がうっとりと目を細めていれば、喜んでいる証拠です」
「猫をなでるときは、体の気持ちいいところを優しくなでてあげると安心して喜びます。たとえば、顎の下や鼻筋、額などをなでてあげてみてください。猫がうっとりと目を細めていれば、喜んでいる証拠です」
猫が嫌がるなで方の特徴は?
——一方で、猫が嫌がるなで方はどのようなものですか?
獣医師:
「猫はかまわれすぎることを嫌がります。無理にしつこく触るのはやめましょう。
飼い主さんから少し離れてリラックスしているようなときは、必要以上にかまってほしくないサインなので、そっとしておいてあげてください」
「猫はかまわれすぎることを嫌がります。無理にしつこく触るのはやめましょう。
飼い主さんから少し離れてリラックスしているようなときは、必要以上にかまってほしくないサインなので、そっとしておいてあげてください」
——触られているときに「嫌だな」と感じている猫は、どのようなしぐさや行動を見せますか?
獣医師:
「触られているのを嫌がっているときには…
「触られているのを嫌がっているときには…
- その場を立ち去る
- 鳴く
- 威嚇する
- 攻撃する
などの行動が見られます。猫にそのような様子が見られた際は、それ以上刺激しないよう速やかにやめましょう」
愛猫が飼い主さんに「なでてほしい」とサインを送っているかもしれません。そのときは優しくなでて、愛猫が喜ぶ対応をしてあげるようにしましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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