猫と暮らす
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迎えるのは保護猫じゃなきゃだめ? 猫カフェオーナーの猫への『フラットな目線』
太期さんはここで、「相談」や「適性飼育の啓蒙」、「ご縁つなぎ」までしています。そこに秘められた思いとは?
今回、実際にお話しをお伺いしました。
※記事内容は2021年10月10日現在のものです。
保護猫も純血種も選択肢のひとつ
「猫を迎える選択肢として、純血種もいいけど、保護猫も考えてみてください、と。それでもやはり純血種がいいという場合は、飼う猫を探す手助けもしています」と太期さん。
せっかくの出会いをよいものにするために、猫を迎える家族のこと、迎えられる猫の性格ついては細かく情報を収集し、マッチングの精度を上げるそうです。
猫と人が共生する理想の社会に向けて
「いつかどの猫も適正に人と共生している、保護猫がいない社会も見据えると、健全で優良なブリーダーの存在は不可欠だと思います」
と太期さんは言います。訪れる人の中には、保護活動に携わる人、ペットショップで働く人など猫を供給する側も多くいます。偶然居合わせた人たちの間で熱い"猫トーク"や保護猫情報が交わされることも。
「特定の何かを否定したり批判したりせず、フラットな考えをもった方々のコミュニケーションを目の当たりにすると目頭が熱くなります」(太期さん)。
出展/「ねこのきもち」2021年12月号『ねこのために何ができるだろうか』
写真提供/猫の屋 おでん
構成/ハナマサ
※この記事で使用している画像は2021年12月号『ねこのために何ができるだろうか』に掲載しているものです。
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