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可愛い猫の迎え入れ!飼う前に『覚悟しておきたい』5つのこと

SNSなどに投稿されている可愛い猫を見て、猫との生活に憧れを抱く人は少なくありません。しかし、いざ一緒に暮らしてみると、癒やしを与えてくれるばかりではない厳しい現実が……。
猫を迎え入れる前に覚悟したい心構えについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺いました。

爪とぎの傷ができる、排泄物のニオイがする

寝転がるサイベリアンの男の子
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は本能的に爪とぎをする生き物なので、家具や壁が傷つけられることもあります。また、猫の排泄物はニオイが強烈なため、ワンルームなど、狭い部屋ではニオイが充満しやすくなるでしょう。
家の物が傷つけられることや、排泄物のニオイに耐えられない人は、猫がいる生活にストレスを感じるかもしれません。

トイレ掃除が欠かせない

眠るマンチカンの女の子
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は、とってもきれい好き。トイレが汚れていると排泄を我慢してしまうので、病気にさせないためにも排泄後はなるべく早くトイレを掃除する必要があります。そして毎日の掃除では落としきれない汚れも蓄積するので、定期的な丸洗いも欠かせないでしょう。
トイレは1匹に1つ以上必要になるので、複数飼いする場合は、その分だけトイレの数も増えていきます。

長時間の外出、旅行ができなくなる

遠くから見るマンチカールの男の子
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は長時間の留守番や、ペットホテルの滞在が苦手です。留守番は飼い主さんがいないことを不安に感じるうえ、行動範囲が制限されるのでストレスを感じます。また、ペットホテルは知らない猫や犬の鳴き声やニオイがするので、大きなストレスになるでしょう。
そのため、飼い主さんが簡単に家を空けられない状況ができてしまうのです。

猫の一生には費用がかかる

お互いを見合う猫たち
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の平均寿命は15年程度といわれていますが、その間に食事、トイレの砂、猫用グッズ、健康診断、ワクチン接種、避妊・去勢手術、ノミ・ダニ予防など、さまざまな費用がかかります。病気になって通院すると、思った以上の治療費がかかることもあるでしょう。

いつまでも健康に過ごせるとは限らない

横たわる猫
krblokhin/gettyimages
猫がずっと健康でいてくれればいいのですが、定期的なワクチン接種や健康診断を行っていても、病気になることはあります。例えば、腎不全は老猫に多くみられる病気のひとつです。ほかにも猫がかかりやすい病気のなかには、完治が難しく、治療が長期間に渡るものもあるのが現実です。
猫は生きているので、この先にどんな問題を抱えて、何才まで生きるのか未来を知ることはできません。それでも猫を迎え入れたいという覚悟を決められたのであれば、いい飼い主さんになれるでしょう。家族として迎え入れたあとは、最期まで大切に可愛がってあげてください。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫を飼うんじゃなかった! 後悔する前に覚悟したいこと』
文/小崎華
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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