猫と暮らす
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【猫の法律】近所の子どもが猫にいたずらしているのを目撃 親に言いに行くべき?
子どもの親には直接言わず、まずは警察に相談しましょう
虐待の程度によっては、警察が福祉事務所もしくは児童相談所に通告することになるでしょう。近所の子どもの場合、相談者が相談したことがばれるのではないかと心配するかもしれませんが、警察、福祉事務所や児童相談所の職員には守秘義務があります。
動物への虐待は、程度にもよりますが、加害者が14~20歳未満であれば、少年法で裁かれることに。「動物愛護管理法」は、何度も改正が行われていますが、2020年6月の改正では悪質な動物虐待事件が絶えない状況を踏まえ、虐待の罪が重くなりました。
虐待を見かけた場合はもちろん、虐待の恐れがある場合も、動物の命を守るために、また、加害者である子どものためにも躊躇せず警察に相談しましょう。
知っておきたい法律「2020年6月に施行された動物の愛護及び管理に関する法律の改正点」
参考/「ねこのきもち」2022年3月号『もしものときの猫の法律相談所』(監修:弁護士 渋谷 寛先生)
文/Monika
イラスト/杉崎アチャ
※この記事で使用しているイラストはねこのきもち2022年3月号『もしものときの猫の法律相談所』に掲載されているものです。
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