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愛猫が年をとったと感じたときは?愛猫が元気で長生きするために知りたいこと【ねこのきもち長生き研究会vol.2】】

ねこのきもち長生き研究会
愛猫の長生きのための情報や商品開発を飼い主のみなさんと一緒に考えたいと、2022年2月に発足した「ねこのきもち長生き研究会」。研究会メンバーのみなさんにアンケートをお願いしたところ、771人の方にご回答をいただきました。
前回の記事より、愛猫が健康で長生きするために、「ねこのきもち長生き研究会」メンバーのみなさんが日頃からさまざまな対策をとっていることが、とてもよくわかりました。
ねこのきもち長生き研究会vol.1の記事はコチラから
ただ、愛猫の長生きのためにできることをやっているとしても、年齢を感じることはありますよね。今回は、「愛猫が年をとったなと感じたこと」などについて、メンバーのみなさんの声や、ねこのきもち相談室の獣医師のアドバイスをお届けします!

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愛猫が「年をとったな」と感じた年齢

膝の上に猫の屋外写真を閉じる
Ulianna/gettyimages
愛猫が年をとったなと感じたと感じた年齢として最も多かったのは「10才(16.8%)」でしたが、「5才以下(12.4%)」が次に多かったのは驚きでした。日頃よく観察しているみなさんだからこそ、ちょっとした変化も気になるのかもしれません。

「年をとったな」と感じたキッカケ

ねこのきもち長生き研究会「愛猫の長生きに関するアンケート vol.1」(2022年2月15日~3月31日実施/回答数771人)
愛猫が年をとったなと感じたキッカケについて、一番回答が多かったのは「以前に比べて活動量が減った・動きが鈍くなった」ときでした。2位以降も、飼い主のみなさんにとっては共感するものが多いかもしれません。「ねこのきもち長生き研究会」メンバーからいただいた声もあわせてご紹介します。

第1位:以前に比べて活動量が減ったり、動きが鈍くなった(56.5%)
・遊んでいてもすぐに疲れてしまい、休む回数や時間が長くなった
・おもちゃで遊ばなくなった
・ごはんやトイレなどの動きがとても遅くなった。済ませた後は疲れてしまうようで、すぐに横になってしまう
・いつも旦那を玄関までお見送りしに来ていたが、最近は動きが遅くて間に合わない
・足を踏み外すようになった

第2位:見た目の変化(毛色や毛艶、鼻の色など)(38.1%)
・皮膚の弾力が落ちてきた
・黒っぽい毛並みだったのに、尻尾が白くなりました
・肉球がカサカサでびっくりしました
・爪が肥厚して切りにくくなった

第3位:睡眠時間の変化(37.5%)
・寝ている時間が増えた
・よく寝ている

そのほか「甘えてくるようになった。 膝に乗りたがる、夜布団に潜るなど。若い頃はほぼ無かったので。」「甘えん坊度がかなり上がった。(一匹にされるのを嫌がる)」など、年をとってから甘えるようになったという声も多くありました。

【ねこのきもち相談室獣医師より】
みなさんからいただいた声以外では「年をとってから、フードの食いつきが悪くなった」という理由で病院に来る飼い主さんがとても多い印象です。日によって食べる日と食べない日があるなど食べムラが出てきたら、年をとったサインといえるかもしれません。とはいえ、他の病気の可能性もありますので、気になる場合は、早めに獣医師に相談してみてください。
また、「甘えん坊になった」というのは、若いときは自由気ままな性格だったコが、年をとると飼い主に依存するようになったことの現れでしょう。逆に、若いころより気難しくなるコもいますね。

愛猫が元気で長生きするために知りたいことは?

オープンジャーナルとペン、メンタルヘルスブレイクのためのお茶を飲みながらテーブルの上に。
Elle Mundus/gettyimages
ねこのきもち長生き研究会「愛猫の長生きに関するアンケート vol.1」(2022年2月15日~3月31日実施/回答数771人)
「愛猫が元気で長生きするために知っておきたいこと、学びたいこと」について聞くと、以下のような結果となりました。

第1位:健康維持や予防(83.4%)
・猫は我慢強いので、具合悪くなってからでは手遅れの場合があるので予防法を知りたい
・今飼っている猫はまだ若いですが、いつか動けなくなることを思うと心配が募ります。 人と同じで健康寿命を伸ばしたいと願っています
・ねこは腎臓病の発症率が高いと聞くので、可能な限りの予防をしてあげたい

第2位:病気の知識や付き合い方(70.4%)
・病気の可能性が増え、目が離せなくなる。 家でのケアの必要が増えそうだが、それに仕事を合わせられるかが不安
・病気のリスクが上がることが何より心配で、普段と違う行動や食事の量になると不安になる
・投薬など嫌がる事が日々続くときの猫のストレスなど知りたい

第3位:家でできるホームケア(63.7%)
・普通に生活する中で愛猫に対してプラスでできることがあれば取り入れたいと思いました
・病院はかなりストレスがたまるので、最大限、家で出来ることを知りたい
・日中留守が多く、そういう場合でもできる限り自宅でケアをしたいです

今回ご紹介した声はごく一部ですが、飼い主のみなさんが愛猫の長生きをいかに願っているか、ひしひしと伝わってきました。「ねこのきもち長生き研究会」では、みなさんの期待に応えられるような情報を共有していきます。
次回は、みなさんが一番気になっている「健康維持や予防」について、どんな対策をしているかアンケートを募集いたします。獣医師のアドバイスつきで結果をご報告できればと思いますので、ぜひ次回もアンケートにご協力いただけるとうれしいです。
これからも「ねこのきもち長生き研究会」で、健康で長生きするためにできることを一緒に考えていきましょう。

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◆調査概要
アンケート名称:「愛猫の長生きに関するアンケートvol.1」
アンケート実施期間:2022年2月15日~3月31日
回答方法:WEB
総回答数:771名(ねこのきもち長生き研究会登録メンバー)

※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文・分析/ねこのきもち長生き研究会
監修/ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師
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