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猫と犬、飼うならどっち? 改めて習性・寿命・飼育費用などの違いを獣医師が解説

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自由気ままな猫もかわいいですが、元気でフレンドリーな犬も愛らしいもの。ところで「猫と犬の違い」について考えたことはありますか? 今回はねこのきもち獣医師相談室の藤井亜希奈先生に、猫と犬の習性・飼育費用・寿命などの違いをうかがいました。

猫と犬の「習性」を比較!行動や狩りの仕方は何が違う?

まったりしているラグドール
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

――猫と犬は見た目にはさまざまな違いがありますが、習性も大きく異なりますよね。行動や狩りの仕方は主に何が違うのでしょうか?

藤井先生:
犬は群れで行動することに慣れており、集団で生活する動物です。一般的に社交性が高くフレンドリーな性格で、食事を与えてくれる家族に喜んで従属する傾向があります。狩りも集団で獲物を追跡しながら追い込むような方法で、猫と比べるとかなりアクティブな性格のことが多いでしょう。

その一方で、猫は単独行動する習性の動物です。一瞬で獲物を仕留める瞬発力が発達しており、犬と違って群れる必要がありません。高い身体能力を持ち合わせ、とくに夕方や明け方に活動します」

――では、猫と犬の食生活は何が違うのでしょうか。

藤井先生:
「猫と犬では、体に必要な栄養素がまったく違います。たとえば、猫は自分の体でタウリンの合成ができず、食べ物から摂取する必要があります。一方、犬は体内でタウリンを合成できるため、特別に摂取する必要はありません。

また犬は肉食であるものの、野菜や穀物の消化もできます。猫は肉食性のため、野菜や穀物の消化は苦手です。猫がドッグフードを食べ続けるとビタミンやミネラルが足りなくなり、やがて病気になってしまうでしょう」

寿命の違いは?長生きしやすいのはどっち?

香箱座りをする茶トラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

――猫と犬の寿命に違いはありますか?

藤井先生:
「ペットフード協会が2021年に発表した『全国犬猫飼育実態調査』の結果では、猫の平均寿命は15.66才、犬は14.65才と、統計を開始した2010年以来最長となっているようです。
犬は小型犬か大型犬かによっても違いがあり、大型犬のほうが寿命が短い傾向に。それを踏まえると、猫のほうが全般的に寿命は長いといえるでしょう」

こんなに違う!猫と犬の飼育費用

キャットタワーでくつろぐ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

――猫と犬の飼育費用はどれくらい違うのでしょうか?

藤井先生:
「一般的に犬の飼育費用は、猫の約2倍はかかると思ってよさそうです。ある調査では犬の飼育費用は年間約30万円、猫は約15万円のようです。

猫と犬では生活様式がまったく違います。そのため、犬の飼育では寄生虫の予防薬、狂犬病予防注射などの費用がかかります。またトリミングが必要な犬種では、月々のトリミング費用がかかるのも猫と異なる点です。

最近では犬におしゃれな洋服や、皮膚疾患のための機能性のある服を着用させる飼い主さんも増えています。全般的に犬のほうがお手入れや欠かせない予防が多いため、その分費用がかかるといえます」

――ありがとうございました。

見た目のみならず、猫と犬には習性や寿命などに違いがあります。とくに体に必要な栄養素や飼育費用はまったく異なることがわかりました。もし「猫と犬のどちらを飼おう?」と迷っているなら、参考にしてみてくださいね。

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・藤井亜希奈先生)
取材・文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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