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猫に首輪をつけるメリット&デメリット おしゃれな首輪スナップもご紹介

「我が家の猫は室内飼いだから、首輪は必要ない」と思っていませんか? じつは首輪は“万が一への備え”としてさまざまな効果を発揮します。
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫の首輪について解説していただきました。

猫に首輪をつけておけば、万が一への備えとして役に立つ

ハートの迷子札をつけた猫
Andy___Gin/gettyimages
猫に首輪をつけるメリットは、ふだんの生活からはあまり感じられないかもしれませんが、いざという時に役に立ちます。
たとえば、万が一脱走してしまった場合、首輪をつけていれば“飼い猫である”という目印になりますし、首輪に飼い主さんの名前や連絡先、愛猫の名前などを記入した迷子札をつけておけば、もしものことがあった場合でも飼い主さんのもとに戻れる可能性が高くなります。また、マイクロチップを入れていない猫の場合は、首輪をもとに身元確認できる可能性があります。
ほかにも、鈴のついた首輪であれば、愛猫の居場所がわかりやすくなるといったメリットがあります。

首輪をつけるデメリットは、飼い主さんの工夫次第で回避できるものも

青い鈴つき首輪の猫
mdmilliman/gettyimages
猫に首輪をつけるデメリットのひとつに、「首輪がついていることで思うように毛づくろいができず、ストレスになる」というものがありますが、首輪の選び方を工夫すればストレスを感じにくくすることもできます。
また、首輪をつけている部分の毛や皮膚に摩擦が起こり、抜け毛や皮膚炎を招くことがありますが、複数の首輪をローテーションして汚れたら洗うなどの対策することで皮膚炎の予防が可能です。
さらに、狭い場所を通ろうとしたときなどに首輪がほかのものに引っかかり、身動きが取れなくなる危険性については、一定の力が入ると外れる「セーフティバックル」タイプの首輪を使えば安心です。

首輪は幅1cm程度のものがベスト! 素材や重さに気を付けよう

グリーンの首輪の黒白猫
SIAATH/gettyimages
猫の首輪は、幅1cm程度のものを選び、人の指が2~3本入るくらいのサイズを目安に調節するといいでしょう。それよりきついと猫が窮屈に感じやすく、逆にそれよりゆるいと猫が取ろうとした際に引っかかる危険があります。
はじめは鈴などの飾りのついていないシンプルなデザインのものを選ぶようにします。素材は布がベスト。皮素材は独特のニオイや重さが猫のストレスになるおそれがあります。
事故防止のためにも、何かに引っかかると外れるセーフティバックルつきのタイプがおすすめです。最近ではGPS機能つきの首輪もあり、脱走や災害ではぐれてしまったときも見つけやすくなるので、検討してみるといいでしょう。また、健康管理ができるタイプの首輪もありますので、特にお留守番の長い猫におすすめです。

かわいい首輪の着用画像をご紹介♪

@xoxorinx0420さん

@xoxorinx0420さんご提供
@xoxorinx0420
大きすぎないリボンと鈴がかわいらしい、王道デザインの猫首輪です。真っ赤な色がよく映えていますね!

@dou.nyanさん

@dou.nyanさんご提供
@dou.nyan
カラフルな柄の布に、ところどころポンポンがついた個性的なデザイン! 猫ちゃんもドヤ顔で自慢げです。

@ame_sho11さん

@ame_sho11さんご提供
@ame_sho11
フェルト玉の優しげな風合いと色味が、グレーの毛並みにとってもお似合い! アクセントのお花も素敵です。
首輪はできれば子猫のときからつけておき、自然に慣れさせるのが一番。成猫になってからでも、身元確認のために首輪に慣れる練習をしておくと安心です。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
掲載協力/Instagram(@xoxorinx0420@dou.nyan@ame_sho11
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/緒方るりこ
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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