猫と暮らす
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保護犬猫情報発信センター「ラフスペース」。助けられるチャンスがあるなら、と続く活動
※記事内容は2022年4月10日現在のものです。
心に決めたのは「猫を選ばない」こと
ボランティアスタッフの前田さんはSNSやホームページ更新などを担当し、猫たちのかわいい写真をたくさんアップしています。写真からは、大変な状況にいた猫もここではゆるりと暮らしている様子が伝わってきます。SNSでの反響も増えているそうです。
保護すべき猫たちがいない未来を目指して
1匹でも多くの命を助けたいという気持ちで活動をしている根本さんですが、数多くの譲渡を目標にしているわけではないと言います。それよりも、つらい経験をしながらも縁あってラフスペースにたどり着いた猫たちが二度と悲しい思いをしないよう、あたたかな家族に迎えてもらいたいという思いが強いそう。
以前、「保護すべき猫がいない社会を見たい」と根本さんが呟いたとき、「根本さんだったら見ることができるかもしれないね」とペット里親会の副代表に言われました。当時、根本さんは30歳。副代表は50代。保護活動のリアルな現場を知る先輩の言葉が胸に響いたそう。そんな社会が実現できるよう、保護猫活動を継続していきたいと考えている根本さんです。
出典/「ねこのきもち」2022年6月号『ねこのために何ができるのだろうか』
撮影/後藤さくら 写真提供/保護犬猫情報発信センターラフスペース
構成/犬神マツコ
※この記事で使用している画像は2022年6月号『ねこのために何ができるのだろうか』に掲載しているものです。
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